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昨日より「橘始黄」(たちばな はじめてきばむ)「橘」は勲章や家紋の使われています。

ご紹介 2020年12月3日

Vol.1393

 

本日は、「昨日より「橘始黄」(たちばな はじめてきばむ)

「橘」は勲章や家紋の使われています。」      

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

貴女とお場所に合った最適和装をご提案!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

   

 

ご訪問ありがとうございます。  

 

 

昨日12月2日より72候では

「橘始黄」(たちばな はじめてきばむ)。

 

 

 

 

 

「橘始黄」で24節季の「小雪」も

最後となり次は「大雪」となり

本格的な冬の訪れを意味します。

 

 

 

 

この「橘」は、ヤマトタチバナの

事ですが、一般的な柑橘系の総称と

捉える事もあります。

 

 

 

「橘」の葉は、枯れる事のない

常緑樹で冬でも青々と葉を茂らせる

事から「永遠」の象徴とされ家紋や

勲章のデザインに用いられています。

 

 

 

内閣府H.P.より

 

 

勲章としては、「文化勲章」で

橘の五弁の花の中央に三つ巴

の曲玉を配し、鈕※(章と綬の間にあるもの)

にも橘の実と葉が用いられています。

 

 

 

 

 

また、家紋としての「橘」は、

主に西日本で多く見られ、

日本の10大家紋の一つです。

 

 

 

 

 

有名な所では、家康に仕えた

猛将・井伊直政の家に伝わります。

 

 

井伊家橘 お借りしました。

 

 

 

一口に「橘」紋と言っても

平安紋鑑に載っている物だけで

55種類あります。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

そのお家でしか使わない、名前が

付いている紋、「井伊家橘」

「久世家橘」などや日蓮宗の

寺院で使う「日蓮宗橘」などが

あります。

 

 

 

武家にとっては苗字と紋には、

深い関係があります。が、元々

苗字を持たなかった平民は

好きな紋を使っています。

 

 

 

 

ですので、ご自分で紋を

作ってしまう方もおられますし

お家の紋が「男紋」でそれを

嫌がってお好きな紋を使われる

方もおられます。

 

 

 

 

現在では、紋の存在価値が

低くなり、お仏壇か墓石に

入れる位ではないでしょうか。

 

 

 

 

あっ!着物、特に茶道をされる

方の物や留袖、喪服などには必ず

紋を入れます。

 

 

 

 

で、ご自身の家紋をご存じない

方は、結構おられのでお仏壇や

墓石の写真を撮ってきてもらう

様にしています。

 

 

 

 

ま、普段の生活で紋を使う事は

ありませんので、ご存じない事は

無理もありません。

 

 

 

ご興味のある方は、調べられても

良いのでは、無いでしょうか?

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

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