着物手帳の大和言葉は「なぎさ」砂浜と青い空から沖縄の染織品「芭蕉布」のご紹介です。 | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

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着物手帳の大和言葉は「なぎさ」砂浜と青い空から沖縄の染織品「芭蕉布」のご紹介です。

ご紹介 2021年3月26日

 

お借りしました。

 

 

Vol.1506

 

 

本日は、「着物手帳の大和言葉は「なぎさ」

砂浜と青い空から沖縄の染織品「芭蕉布」のご紹介です。」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

貴女とお場所に合った最適和装をご提案!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

着物手帳、今週の大和言葉は

「なぎさ」(渚)です。

 

 

 

 

 

 

語源は、「波際」(なみぎわ)で

荒波がドーンと押し寄せる岩礁

ではなく、海や湖などの波打ち際

までの広い砂時の事。

 

 

 

 

広々とした砂浜と青い空は

潮騒の音を連想させます。

とあります。

 

 

 

 

 

青い空と砂浜から連想される

には、「南の島」。

 

 

 

「沖縄」

 

 

 

照りつける太陽と底抜けに

明るい、沖縄を思わずに

いられません。

 

 

 

 

沖縄と言えば、常夏に相応しい

独特の染織文化がある土地。

 

 

 

 

 

「芭蕉布」や「本紅型」が

真っ先に思う浮かびます。

 

 

 

 

 

「芭蕉布」は、沖縄本島北部の

大宜味村喜如嘉の「喜如嘉の芭蕉布」

が有名です。

 

 

お借りしました。

 

 

 

バショウ科の植物、糸芭蕉の

幹の繊維から糸を採って織物にした布。

 

 

 

 

 

沖縄最古の織物で戦後、

壊滅状態であった芭蕉布を

平良敏子さんが復興させた

事で重要無形文化財保持者

(人間国宝)に指定されています。

 

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

また、「喜如嘉の芭蕉布」は国の

重要無形文化財にも指定されています。

 

 

 

 

以前は、自然の芭蕉から

糸を取っていましたが

現在では養殖をして安定的に

良質の糸が確保されている様です。

 

 

 

お借りしました。

 

 

 

幹を糸にして織り上げている

芭蕉布は、袖を通すとヒンヤリ

感じますが、体との添いが悪く

着付けしにくいといわれています。

 

 

 

 

 

その為、お仕立て上ってから

繊維をほぐす様に木槌で

たたく場合もあります。

 

 

 

 

また、体との添いが悪いと

いうことは、空気が通り涼しい

ということなのです。

 

 

お借りしました。

 

 

 

着れば着るほどに芭蕉の繊維

が軟らかくなって、しなやかに

なってくるそうです。

 

 

 

繊維的には、硬いので

着用時の着物は、膝裏が

シワになり易ですが、そんな

時は水などで湿らせれば伸びます。

 

 

 

また、着物や帯の着用後の

着ジワは、吊り下げて

湿らす程度に霧吹きをして

手で丁寧にシワを伸ばして

押しをすれば元通りとなります。

 

 

 

高価ですし、扱いがデリケート

盛夏しかお召いただけませんが

着物通の方にはお勧めしたい

素材の一つです。

 

 

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

 

 

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