ジャケ買いした、「樹木希林のきもの」とは?
ブログ 2021年4月10日
Vol.1521
本日は、「ジャケ買いした、「樹木希林のきもの」とは?」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
貴女とお場所に合った最適和装をご提案!
貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
昨日、私の住んでいる町にある
「シビコ」と言う、テナントが
集合したビル(所々、シャッターが
閉じている)に行きました。
用事を済ませ、毎日ブログセミナーの
先生、板坂裕治郎氏の2冊目の
著書「強みの作り方の教科書」が
有るかを確認する為に同ビルの
本屋さんに足を運びました。
残念ながら本は見当たりません。
そして、帰ろうとした時私の
目に飛び込んできた雑誌が
あります。
それは、2018年に亡くなられた
樹木希林さんが穏やかな顔で
表紙を飾る「樹木希林のきもの」。
そして、帯の
「物にも冥利があるじゃない。」
にも引かれて、思わず手に取って
レジに直行。
帰宅して、早速ページをめくると
一人娘で文筆家の也哉子さんが
巻頭言を執筆。
そこには、生前の希林さんが
物を買わない、そして溜めない
という精神を貫いていた姿。
あらゆる物との付き合い方と
自分のとって「生かされて
いないもの」を手元におくほど
苦痛はなかった、との事。
でも、でも「着物」だけは
「悦び」として所有する事を
自分に許していた、そうです。
そして、芸術を表現する女優らしく
「哀しい色して、いいでしょう・・・」。
「着物」ならではの儚い(はかない)
佇まい(たたずまい)を愛おしんだそう。
「空気をはらむよう纏う(まとう)」
と言われて、きちっとお召しに
なるのでなく、ふっくら動き易そうに
衣を纏うのを好みにしていた。
そう、わざと着崩したり
多少の着崩れもニュアンスのうちと
気に留めなかったようです。
そして、着物とよく付き合い
着物をよく生かし切った、と。
中身のご紹介は、明日以降の
お楽しみに!
それにしても、ジャケ買いとは
よく言ったもので表紙とは
大事なものですね!
本日もお読みいただき
誠にありがとうございます。