ジャケ買いした、「樹木希林のきもの」とは？その2。
ご紹介 2021年4月11日
Vol.1522
本日は、「ジャケ買いした、「樹木希林のきもの」とは？その2」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
貴女とお場所に合った最適和装をご提案！
貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
昨日の続き、希林さんの
「樹木希林のきもの」から。
ページを進めると、ハッとした
写真に出会いました。
それがこれ、お母様の形見の
女物の大島紬と800円で買った
古裂の男物の大島をご自身がはいで
一枚に仕立て直した物。
古いものが見事に再生され
それでいて垢抜けた、今風の
装いとなっています。
「ご縁のできたものを、染め替えたり
つぎはぎしたりして、私の着物に
再生してきているんです。」と。
そして、「”つまらないもの”
と思っていたものほど
和えかたで生き生きしてくる。」
とも言われています。
また、この写真も素晴らしい
着物の和え方をされています。
結婚の時に仕立てた振袖が
也哉子さんには、寸法足らず
だったため、大胆にハサミを入れ
帯・裾回し・巾着に変身。
隣の日本を代表する美人女優の
吉永小百合さんに引けを取らない
出で立ちとなっています。
また、右は希林さんが茶道の
先生役で出演していた
「日々是好日」の着物姿。
いかにも、お育ちが良く品も
いい茶道の師匠という感じ。
左は、「モリのいる場所」と
いう映画で画家の妻を演じた
時の装い。
画家の世話に明け暮れる
妻の感じがよく出ています。
ま、女優で名優ですしメイクなども
役相応の事をしますしのでそんな風に
見えるのは、当然です。
が、装う着物や着方でこんな
にも見え方が違うのも事実。
それ程、人は纏うもので
相手に与える印象が良くも
悪くも変わるのです。
和装で良い印象を持ってもらうのに
迷われたり悩まれた時は
当店がご相談、承ります。
電話0564‐22‐3259
メールkimono@ichikosまで
ご連絡くださいませ。
そして、着物には希林さんの
生き方が表れている、そうです。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございます。
