今日5月8日は「松の日」和装での松柄いろいろご紹介です。
ご紹介 2021年5月8日
Vol.1550
本日は、「今日5月8日は「松の日」
和装での松柄いろいろご紹介です。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
和服の貴女が「褒められる」最適品を
お勧めいたします!
貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
今日5月8日は、「松の日」
日本の松を守る会が1989年に制定。
1981年のこの日、初めて同会の
全国大会が開催されました。
日本の代表的な樹木の松を
いつまでも大切に保護して
行くことを目的としている。
そうです。
そう、松は日本の代表的な
樹木で風雪に耐えながら
1年中緑を保つことから
長寿の象徴とされています。
お正月には、門松を立てて
歳神様を迎えるなど、おめでたい
木とされています。
また、温度の適性が広い事で
赤道直下からロシアやカナダの
北極圏でも天然分布されています。
吉祥模様になる為、和装でも
よく使う模様となり植物文様の
中でも一番最初にあげられます。
そして、竹と梅と合わせた
松竹梅でも一般的には松が
最上位とされている様です。
そんな、松にも色々な種類
があります。
若松
「若松」は、芽生えて間もない
松の姿を表わしたもので枝先に
新芽が付いているのが特徴です。
新鮮で若々しい若松は新春を
祝うのにふさわしいものと
されています。
老松
「老松」は、年月を経て風格の
増した松を模様化したものです。
松には、神が宿るとされ
能舞台の鏡板(かがみいた)
の描かれる大樹の松も「老松」です。
その他のも「五葉松」「大王松」
「笠松」「敷き松葉」「扇面松」
「枝松」「根引き松」などなど。
五葉松
大王松
笠松
敷き松葉
扇面松
枝松
根引き松
松だけの模様もありますが
そこに竹や梅、鶴などを
合わせればフォーマルな
柄付けとなります。
黒留袖や色留袖、訪問着
袋帯などに付けられ事が多く
季節感がありませんので
通年でお召しいただけます。
それにしても昨今は、カラスの
フン害や松くい虫などによって
枯れる松も多いようですね。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございます。