今週の大和言葉は「ささらぐ」和服にも「ささらぐ」、色々な流水模様を描きます。 | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

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今週の大和言葉は「ささらぐ」和服にも「ささらぐ」、色々な流水模様を描きます。

ご紹介 2021年5月14日

Vol.1556

 

 

本日は、「今週の大和言葉は「ささらぐ」

和服にも「ささらぐ」、色々な流水模様を描きます。」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和服の貴女が「褒められる」最適品を

お勧めいたします!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

 

今日の天気予報、最高気温が

30度越えを予想しています。

もう早、「真夏日」を記録する

程になりました。

 

 

 

 

そして今週の着物手帳、

大和言葉は「ささらぐ」。

 

 

 

 

 

水がさらさらと気持ち良さ

そうに音を立てて流れる様子

浅い小川などを連想します。

 

 

 

 

「ささらぎ」と区別して使われますが

とても良く似た意味で初出は

「更級日記」との事。

 

 

 

 

和服の柄にも「ささらぐ」様な

流水の柄付けをします。

 

 

 

 

流水の文様は、生命の源である

一滴の雨が集まって川を作り

大海に注ぐまでの様子を人生に

例え永遠の形として多様に

表現されています。

 

 

 

 

「流水文」は曲がりくねって

流れる水の様子を文様化したもの。

 

 

流水文、お借りしました。

 

 

尾形光琳の「紅白梅図屏風」に

描かれる流水は、渦を巻きながら

流れる水の曲線が独特で美しく

「光琳の水紋」として有名です。

 

 

お借りしました。

 

 

「観世流水」(かんぜりゅうすい)は

能楽の観世流の観世大夫が定式文様

として使った所からこの名になりました。

 

 

観世流水文、お借りしました。

 

 

渦巻状の流水が横に伸びて

いる為、上下左右につなげて

描く事が出来ます。

 

 

 

流水の文様は、単独でも

使われますが、多くは

草花文様や風景文様に

添えて描かれます。

 

 

御所解文様、お借りしました。

 

 

御所解(ごしょどき)文様や

茶屋辻(ちゃやつじ)文様

花筏(はないかだ)文様などでは

流水は脇役ですが主役を立てる

なくてはならない文様です。

 

 

茶屋辻文様、お借りしました。

 

花筏文様、お借りしました。

 

 

 

 

この様に「ささらぐ」流水文様を

見るだけでも、少しは真夏日の

暑さをしのげるのでは、ないでしょうか?

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

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