早々と梅雨入りした時にアイスコットン混紡の男物着物が出来上がってきました。
ご紹介 2021年5月18日
Vol.1560
本日は、「早々と梅雨入りした時に
アイスコットン混紡の男物着物が
出来上がってきました。。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
和服の貴女が「褒められる」最適品を
お勧めいたします！
貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
名古屋地方気象台は16日、
「東海地方が梅雨入りしたとみられる」
と発表しました。
平年(6月6日ごろ)よりも21日早く、
統計史上2番目に早い梅雨入りと
なる見込み、との事。
そんな、情報を見ていたら
夏物の男物着物のお仕立てが
出来上がって参りました。
アイスコットンと言う
特別な糸と麻との混紡の
着物地。
アイスコットンは、スイス
で開発された特殊紡績技術。
超強撚糸のため、糸に中に
空気の層がないので糸の
中で空気が保温されません。
糸の表面に細かい凹凸が
出来て、点で接触する為
肌に張り付かずドライな肌触り。
糸の表面積が多いため
熱と水分と共に吸い上げて
拡散します。
また、後加工でなく糸の
構造から接触冷感を実現
したのでアレルギーにも
安心です。
そんな糸を使い太さの
違う縞模様を表わしました。
この時の仕立てが「追っかけ」
と言われる柄合わせ。
「追っかけ」は全体に柄が
行き渡り着物自体が強い印象に
ならない柄合わせです。
また、「ぶっつけ」と言われる
柄合わせは、背縫いに1本たて縞
が通るので個性的で「粋」な感じ
に仕上がります。
この様に柄合わせで、同じ
着物地でも全体の印象が全く
異なりる出来上がりとなります。
ですので、そのお方に合わせ
たりお召しになるシーンに
よって柄合わせをします。
そうすれば、和装をした時に
よりお似合いになりますし
より良い印象になります。
そんな、ご相談も承ります。
それにしても、梅雨入りが
早くても梅雨明けが早い訳
ではない様なので、今年は
梅雨が長くなりそうですね。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございます。
