昨夜は、スーパームーン皆既月食、和装の「月」文様いろいろご紹介。
ご紹介 2021年5月27日
お借りしました。
Vol.1569
本日は、「昨夜は、スーパームーン皆既月食
和装の「月」文様いろいろご紹介。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
和服の貴女が「褒められる」最適品を
お勧めいたします!
貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
昨夜、26日の満月は今年
一番地球に接近し普段より
大きく見えるスーパームーン。
そのスーパームーンに皆既月食が
日本で見られるのは24年振り。
皆様、ご覧になる事が
出来たでしょうか?
お借りしました。
私は、20時からzoomセミナーが
あり、名古屋市科学館の天文情報
をスマホでチラ見ていました。
が、皆既月食は確認できません
でした。でも、今朝のワイドショーで
しっかり見る事が出来ました。
和装にも「月」の文様は古く
平安時代より使われています。
東西問わず古くから太陽と月は、
信仰の対象となり、権威の象徴
ともされてきました。
また、日毎に形を変える月は
変化を表わすものでもあります。
日月(じつげつ)とは、太陽と
月の組み合わせを言います。
平安時代には、天文や暦を占う
陰陽道が盛んになり、やがて月は
デザイン化され和装の文様に
使われる様になったのです。
お借りしました。
月と言えば「中秋の名月」を
思い出しますが、秋草や兎と
共に描かれた月は8月後半から
9月が似合います。
お借りしました。
また、デザイン化されて
月の柄は通年お召いただけます。
お借りしました。
北大路魯山人の日月椀に
見られる日月文様をモチーフ
にした名古屋帯もあります。
シンプルですが、センスの
良さが光る品物です。
お借りしました。
七曜文は、北斗七星の信仰による
文様で日(太陽)と月、火星
水星、木星、金星、土星を表わします。
お借りしました。
中国では、縁起物として
皇帝の礼服にまた、奈良時代
には天皇の礼服柄として
用いられました。
九曜紋は、七曜に架空の星
羅睺(らご)と計都(けいと)を
加えたもので、平安時代には
牛車や装束に用いられました。
この様に月や星は、古今東西
吉祥文様として用いられてきたのです。
それにしても、昨日の皆既月食
肉眼で見たかったなー!
本日もお読みいただき
誠にありがとうございます。