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この目で見る為に京都出張と「美しいキモノ」夏号で目に留まった女性像とは?

ご紹介 2021年6月1日

ハースト婦人画報社H.P.より

 

 

Vol.1573

 

 

 

本日は、「この目で見る為に京都出張と

「美しいキモノ」夏号で目に留まった女性像とは?」です。

 

 

 

岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。

 

和服の貴女が「褒められる」最適品を

お勧めいたします!

貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今日は6月1日、月初の京都出張を

1度は見送りましたが、

やはり、出掛ける事としました。

 

 

 

 

我々の商売は、初めから

リモートで品物をお見せして

お買上げとはなりません。

 

 

 

 

ま、定番の品物なら良いでしょうが

1点1点、色柄が違います。

 

 

 

 

現物を見ていただいた後

2∼3点の候補内でどれをお誂え

しましょうか?というのを

写メールで決められた事は

過去に2度ほど経験しています。

 

 

 

 

ですので、最初は現品を実際に目で

見ていただく事から始まります。

 

 

 

で、我々も同じ、現品を目で見て

色合いや風合い、雰囲気を

直に感じ取るのです。

 

 

 

そして、その目で見た今回の

「美しいキモノ」夏号に目に留まる

素晴らしい記事が載っていました。

 

 

 

 

 

それが、このページにある

太田聴雨(ちょうう)の出世作

「種痘」。

 

 

 

京都市美術館より

 

 

 

振袖の袖をまくり上げた

女性の二の腕に切り込みが

入れられる瞬間。

 

 

 

女性の着物が振袖なので

未婚なのでしょう。

柄は大きな紫色の矢絣に

小菊が散らされています。

 

 

 

粋な中のも華やかさを

感じられる振袖。

 

 

 

 

 

振袖と言っても袖は長くなく

印象的な緑の帯も飾り結びで

なく普通のお太鼓に結んでいます。

 

 

 

この絵が描かれた昭和初期は

この様な出で立ちが普通だった

のでしょう。

 

 

 

 

そして、それが無機質に見える

白い壁の診察室と女医さんの

白衣との対比に見ごたえがあります。

 

 

 

 

 

また、女医さんの白衣から

チラリと見える花菱模様の

青い着物も印象的。

 

 

 

 

女医さんの真剣な表情と

患者さんの不安げな顔付

がよく表されています。

 

 

 

ひっつめ髪に切れ長の目と

細い眉毛が当時のベッピンさん

だったのでしょうか?

 

 

 

京都市美術館・正面

 

 

非常に魅力的な女性像は

京都市美術館(京都市京セラ美術館)

のコレクションなのだそうです。

 

 

 

時間があったら訪れる事にします。

それでは、行ってきまーす。

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございます。

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