京都出張2日目の感動をご報告いたします。
ご紹介 2021年6月8日
日が眩しくてしかっめ面に
Vol.1581
本日は、「京都出張2日目の
感動をご報告いたします。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
和服の貴女が「褒められる」最適品を
お勧めいたします!
貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
今日は、1週間前に訪れた
京都出張の2日目のご報告。
毎月月初は、京都の問屋さんが
それぞれ個性のある展示会を
されて新作を発表されます。
出張2日目に伺ったのは
創業295年を超える老舗問屋
「千切屋」(ちきりや)さん。
当店とのお付き合いは、もう
40年ほどとなり、メインの
仕入先となります。
超老舗ですが、上には上が
おられて、「千總」さんは
1555年創業、今年で466年を
迎えられています。
ま、古ければ良いという
事じゃありませんが、
それだけ長く皆様に必要と
せれている証拠。
それは、置いといて今回の
千切屋さんの展示会は
毎年恒例の「羽衣染織作品展」。
京都の染織の職人の技の粋を
集めて作られた品物がこれでもか
と陳列されます。
また和服は、構想からそれが
品物となって出来上がるまで
長いもので6か月、短くても
数カ月かかります。
この時期に発表するとなると
昨年より物創りに取り掛かる
事となります。
そして、重要無形文化財保持者
いわゆる「人間国宝」の先生の
作品となるとそれこそ1年がかり
のものもあります。
それ程、準備を重ねてやっと
開催出来る展示会なのです。
その陳列品の素晴らしい事
よくこれだけの新作を
揃えられたものと感心します。
それは、昨年来のコロナ禍で
呉服の需要が減っている事は
明白でそこに又新作を創る。
そこには、伝統の技を守る事
ひいては職人を守る事となり
今後の業界を見据えていると。
品物だけでなく、そんな
「千切屋」さんの心意気に
触れて感動を覚えた時間と
なりました。
叶わない事ですが一度、
皆様にも見ていただきたい
品物だった事、それほど
素晴らしい内容だった事を
ご報告いたします。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございます。