今日から72候では「鷹乃学習」和装で鷹の事いろいろ。
ブログ 2021年7月17日
Vol.1620
本日は、「今日から72候では「鷹乃学習」
和装で鷹の事いろいろ。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
和服の貴女が「褒められる」を応援!
貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
今日7月17日から72候では
「鷹乃学習」(たかすなわちわざをならう)
鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える時季。
鷹は、食物連鎖の頂点にいるので
「飛ぶ」事は「獲物を捕る」と同じ。
また、群れずに単独行動を
するので獲物が捕れなければ
死を意味します。
で、鷹と言えば「鷹狩り」
「鷹匠」が飼育・訓練を行います。
また、「鷹狩り」は高貴な人の
スポーツであり、獲物を獲るのに
欠かせないものでした。
ですので、鉄砲がない時代に
鷹を使って猟をし王族、貴族の
食卓を飾ったそうです。
その為、人間の暦72候に登場
するほど重要な事項なのです。
和装で鷹の模様と言えば
男性の長襦袢の柄や羽織の
裏地、男の子の初着や七五三の
衣裳などによく使われます。
お借りしました。
そう、鷹は勇壮なイメージで
強さや速さの象徴、男性の
衣服に付ける柄として
申し分ありません。
また、鷹自体ではありませんが
鷹の羽を家紋にしている
お家もあります。
お借りしました。
あの、仇討ちで有名な赤穂浪士
の藩主・浅野家は「違い鷹の羽」
が紋処。
この様に鷹は、家紋や男性の
和装に使われていますが、唯一
女性で鷹の柄の着物を纏った
お方を思い出しました。
あの昭和の歌姫で歌謡界の
女王、そう美空ひばりさん。
YouTubeより
1979年の年末、NHK紅白歌合戦で
特別出演した時の着物が鷹の柄
それも上前と肩に大きな鷹が。
鷹の目にダイヤモンドを
入れてあるとかの噂も
ありました。
ま、美空ひばりさん程の
大スターの舞台衣装として
ならアリかなー?
それにしても、鷹を飼いならして
狩りをさせる事を4,000年前より
していたなんて、凄いですよね!
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。