暑い夏にお召しになる浴衣生地いろいろ、ご紹介。その2。
ご紹介 2021年7月25日
Vol.1628
本日は、「暑い夏にお召しになる
浴衣生地いろいろ、ご紹介。その2。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
和服の貴女が「褒められる」を応援!
貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
東京オリンピック2020での
競技が本格的に始まりましたね。
でも、波乱が起きています。
内村航平選手が鉄棒で
瀬戸大也選手が400m個人メドレー
でまさかの予選落ち。
これがオリンピックの一発勝負の
怖い所、実力を出し切れずに
終わってしまいます。
実力といえば、浴衣の生地にも
色々ありまして、生地によって
発揮される実力が違います。
で、昨日の続き今日は
「綿麻」の生地のご紹介から。
綿麻とは綿と麻の混紡の
事ですがその配分や織り方で
違いがあります。
こちらは、綿70%に麻が30%
それに縮織(ちぢみおり)になっています。
縮織とは、撚りを強く掛けた
よこ糸で使い織り上げた後
温湯の中でもんでシワを寄せたもの。
こうする事でランダムなシワが
出来、肌への接触面積を減らす事で
風通しを良くして涼しさを得られます。
こちらも半衿と足袋を履けば
夏着物としてお召いただけます。
こちらは、綿は85%麻が15%
ですが、市松で透かして
織り上げています。
透け感がありますので
見ている方に涼やかな印象を
持ってもらえます。
こちらの男物は、綿100%ですが
織り方が紅梅織のたて糸だけ
太い糸で織った様になっています。
こちらは、初めての取り扱い
ですのが、紅梅織と同じ様な
効果があると思われます。
で、最後は東レの新素材「セオα」
ご覧くださいませ。
昨日よりご紹介しています
色々な浴衣地は当店にある
品物ばかりです。
その他にもたくさんの浴衣地を
取り揃えておりますので
どうぞお気軽にご来店くださいませ。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。