当店の「のれん」と「額」を替えました。その心は?
ブログ 2021年8月5日
Vol.1639
本日は、「当店の「のれん」と「額」を
替えました。その心は?」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
和服の貴女が「褒められる」を応援!
貴女の和装のお助けマン、 山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
連日、気温もオリンピックも
熱いですね!
昨日までのスケボー関係の
競技では、男女とも日本が
金メダルを独占!快挙です!
そんな暑い夏に当店の
衣更えをご紹介、「のれん」と
「額」をこちらに替えました。
のれんは、「トンボ」の柄
種類によって晩春や夏にも
飛ぶ姿が多く見られます。
が、やはり何と言っても澄んだ
秋空の下で、水辺や野原を
スイスイ飛ぶ姿を想像します。
季語でも秋のものとされています
ので、この真夏に掛ける構図では
ない様に思われます
ですが、あえてくそ熱い夏の
この時期に掛けて、見る人に
秋を想像して欲しい。
そして一瞬でも爽やかな
秋風を感じたなら、その時
だけは、暑さを忘れるのでは
無いでしょうか?
そんな、思いを込めて
掛けました。
額は、先月伺った、箱根の
岡田美術館で求めた「富士山」
の手ぬぐい。
こちらは、岡田美術館・特製
の手ぬぐいです。
版画調で群青色と黄色の
二色で芦ノ湖から見た
富士山でしょうか?
簡潔ですが、印象深い
構図となっています。
素晴らしい、内容の
岡田美術館でしたが
難点がひとつ。
それは、併設のショップが
狭く、品数が貧弱な事。
購買意欲をそそる品物が
余りにもありませんでした。
岡田美術館H.P.より
私なら、横山大観作「霊峰一文字」
や大橋膵石の「虎図屏風」に
速水御舟の「木蓮(春園麗華」)。
岡田美術館H.P.より
などのレプリカを作ったら?
思わず購入してしまいます。
ま、それは仕方ないとして
「のれん」と「額」を替えるだけで
お店の雰囲気が少し替わります。
そして、何と言っても私たちの
心持が一新して、新しい月の
始まりを感じる事が出来るのです。
それにしても、週末は、台風が
上陸しそうで、オリンピック
予定通りに出来るでしょうか?
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。