今日12月17日から72候では、「鱖魚群」、和装で魚の柄と言えば?
ご紹介 2021年12月17日
お借りしました。
Vol.1771
本日は、「今日12月17日から72候では、
「鱖魚群」、和装で魚の柄と言えば?」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
和服の貴女が「褒められる」を応援!
貴女の和装のお助けマン、山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
今日12月17日から72候では、
「鱖魚群」(さけのうおむらがる)
鮭が川を上りはじめる時季。
鮭は、川で生まれて雪解け水
と共に海に出て1~5年過ごし
産卵の為に川を遡上します。
お借りしました。
生まれた川を覚えていて
そこに戻ってくる事を
「母川回帰」(ぼせんかいき)
と言うそうです。
和装で「鮭」の柄は、流石に
お目に掛った事はありませんが
魚は、沢山の卵を産むため
子孫繁栄の吉祥文様として
扱われてきました。
文様としては、鯉・鮎・鯛
夏の金魚などが主流として
あります。
お借りしました。
中でも鯉は、特別で波間を
踊る鯉の姿を表わした「荒磯紋」
(あらいそもん)は、名物裂など
にみられる有名な柄です。
お借りしました。
緞子*1(どんす)や金襴*2(きんらん)
銀欄*3(ぎんらん)などに織り
出されています。
*1、紋織物の一種。繻子(しゅす)の
絹織物で、地が厚く光沢もある。
*2、平金糸(ひらきんし)をよこ糸に
加えて模様を織り出した錦(にしき)の一種。
*3、綾地または 繻子地 しゅすじ に
銀糸で文様を織り出した織物。
お借りしました。
主に帯などの柄付けに使われて
いますが、打ち敷きや袱紗、
風呂敷の柄にも多く見られます。
この他には、波に打ち寄せる
荒磯に、岩や千鳥をあしらった
ものも荒磯文と呼びます。
岩と松を組み合わせたものは
荒磯松文と言います。
まあ、「鮭」の文様の和装は
見当たりませんが、「鮭」は白身の
魚で塩焼き、ムニエル、ホイル焼き
にマリネ、ちゃんちゃん焼きと
1年中、身近な食材ですね
あー、食べたくなってきました(笑)
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました