新年には、新しい布を身に着けたいですが、お祖母様に譲られた和服も作り方で新しい着物に!?
ご紹介 2021年12月20日
Vol.1772
本日は、「新年には、新しい布を身に
着けたいですが、お祖母様に譲られた
和服も作り方で新しい着物に!?」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
和服の貴女が「褒められる」を応援!
貴女の和装のお助けマン、山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
さて、新年までは10日余り
となりましたが、今日では
お正月と言って古いしきたり
を守るご家庭は少なくなりました。
でも、新年になれば何か新しい
布を身に着けるのが、昔からの
ならい、と言って着物を新調
して欲しい!とは言いません。
出来れば、作って欲しいです!(笑)
下着や肌着、エプロンでも
新しいものを身に着ければ
気持ちが引き締まります。
そんな昨日は、例の肩身代わり
の着物を引き取りにご来店されたお客様。
たとう紙の紐を解き、薄紙を
外して、ご覧になりましたが
畳んでいる状態では、分かり難くい。
着物を広げてお見せすると
さっと、笑顔になられ「ステキ」と一言。
衿を背中心で縫い合わせた事
袖の生地を使い、身丈を伸ばし
胴裏も良い所取りで繋いだ事。
などなど、ご説明して羽織る
事をお勧めすれば、嬉々として
袖を通されました。
通常の身丈伸ばしより、長い
生地を足しましたが、同じ生地
ですので、繋ぎ目が分からない程。
赤矢印の所で継いでいます。
衿も上前、下前の身頃と
同柄になり、見た目も
スッキリとしておしゃれな
着物になりました。
これに先日、お求めいただいた
高久直子先生作、「紙風船」を
染めた、塩瀬名古屋帯を結ばれます。
お祖母様の着物2枚が、素敵な
着物に変身し、お客様も大喜び、
正に新年に新調した晴れ着を
お召しになられます。
この様に和装でのお困り事
何でも必ず、最善のご提案を
させていただきます。
まずは、電話0564‐22‐3259
メールkimono@ichikoshi.com
までご連絡くださいませ。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。