今日1月17日は、阪神淡路大震災の起きた日。呉服で被害に合わない為情報発信に努めます。
ご紹介 2022年1月17日
Vol.1798
本日は、「今日1月17日は、阪神淡路大震災の
起きた日。呉服で被害に合わない為
情報発信に努めます。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
和服の貴女が「褒められる」を応援!
貴女の和装のお助けマン、山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
今日1月17日は、27年前に
阪神淡路大震が午前5時46分に
起こった日。
当時、愛知県在住の私も同時刻
に揺れを感じ目を覚ましたのを
覚えています。
お借りしました。
そして、午前7時のニュースでは
阪神高速の橋脚が倒れ、43号線に
横たわり、長田区周辺が火の海に
なる映像が飛び込んできました。
もうその日は、仕事どころ
ではなく一日中、テレビに
食い入るように釘付け。
時間が経つにつれて、被害の
大きさが分って来たのです。
被害と言えば、昨日振袖を
お手入れにお持ちいただいた
お客様。
社会人のご長女とご一緒で
無料着付け教室のお話に
なりました。
ご長女は、親元を離れて一人暮らし
着物の着付けを習いたくて
無料着付け教室に入られたとの事。
そこで、2回目の授業の後
着物と帯を勧められたそうです。
よくお話を伺えば、着付けの
先生、お店の店長さん、その
着物の作家先生と販売員。
4人に囲まれて、購買の判を
押すまで帰してもらえず50万円の
契約をして、やっと解放。
それが昨年、12月初旬の事で
昨日お母様に事の顛末を
報告し、お母様はビックリ!
でもこれ、クーリングオフの
対象外ですので、お気を付けを。
この事は、囲み営業と言われる
着物チェーン店の常套手段。
「買う」と言うまで、絶対に
帰しません。
そして、その後4回目の授業後
も着物と帯をまた勧められ、
今度は断り通して帰った様です。
で、その時勧められた着物と帯の
写真を見せてもらいましたが
とても金額に見合ったものとは
思えませんでした。
ま、チェーン店はテナント料
人件費などなど、固定経費が
掛かるので何としても
売上をしなくてはなりません。
それは、理解できますが
余りのもやり方がエゲツナイ!
娘さんには、元が取れる程
お召しになる事を進言して
当店を後にされました。
これで、着物購買時に嫌な
思いをされた方を増やして
しまいました。
これ、業界にとって、良くない事
自分で自分の首を絞めています。
こんな経験をする若い方を
出さない為にも和服専門店は
情報発信をしていかなければ
と強く感じたのです。
震災も購買も被害を出さないよう
しなければなりませんね。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。