今朝の中日新聞1面に掲載された輝け弦の音色・滋賀の「寒の糸」記事に心を新たにしました。
ブログ 2022年1月25日
中日新聞より
Vol.1806
本日は、「今朝の中日新聞1面に掲載された
輝け弦の音色・滋賀の「寒の糸」記事に
心を新たにしました。」です。
岡崎市の呉服屋、呉服のいちこし。
和服の貴女が「褒められる」を応援!
貴女の和装のお助けマン、山脇寿人です。
ご訪問ありがとうございます。
今朝の中日新聞1面の記事に
輝け弦の音色・滋賀の「寒の糸」
と載っています。
読めば、三味線などの邦楽器の
弦を手掛ける滋賀県長浜市の
老舗「丸三ハシモト」さん。
ハシモトさんでは、「寒の糸」
と呼ばれる冬場の冷気を生かした
弦づくりが進んでいる、との事。
丸三ハシモト株式会社H.P.より
絹糸をより合わせて作る弦は
厳しい寒さの中で乾燥させると
強く縮みます。
これが、ハリのある良質な
音色につながるとして、冬に
まとめ買いをする演奏家も
多いそうです。
丸三ハシモト株式会社H.P.より
邦楽器の市場が縮小する中でも
橋本社長は、コロナウイルスでの
自粛期間中に研究開発を進め、
今後も弦の可能性を追求する。
絹糸を使い、縮小業界とは
和装業界と似通っていて
他人事とは思えません。
でも、47歳の橋本社長は、この機会に
研究開発に精を出して、弦の可能性を
追求される。
お若いのに頭が下がります。
きっと2代目さんなのではと
検索してみたら。
何と創業は、明治41年なので
今年で114年の老舗企業で
現社長さんは、4代目でした。
2代目のお祖父さんと思われる
橋本太雄さんは、昭和54年に
国無形文化財伝統保存技術者の
認定を受け、昭和61年には
勲五等瑞宝章を授与されています。
また、お父様と思われる3代目
橋本圭祐さんも、平成30年に
無形文化財伝統保存技術者の
認定を受けています。
代々の社長さんが研究熱心で
文無形文化財伝統保存技術者の
認定を受けておられている事が
現社長さんの研究開発の原動力と
なっているのでしょう。
当店に4代目は、いませんが
私が現役の間は、お客様の
お役に立てる様、勉強し続け
なければと心を新たにしました。
そんな、66歳2日目の朝に
良い記事があり、良かったです!
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。