今日3月5日から72候では「蟄虫啓戸 」蛙や兎の柄の鳥獣戯画から「蛍庵」のご紹介。
ご紹介 2022年3月5日
お借りしました。
Vol.1845
本日は、「今日3月5日から72候では「蟄虫啓戸 」
蛙や兎の柄の鳥獣戯画から「蛍庵」のご紹介。」です。
岡崎市の呉服屋、
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートする「いちこし」です。
ご訪問ありがとうございます。
明日、母の一周忌を行うので
今日は、なにかとバタバタ
してしまう山脇寿人です。
今日3月5日より24節季では「啓蟄」
72候は、「蟄虫啓戸 」(すごもりむし とをひらく)
土ごもりをしていた虫が出てくる時季。
地中で冬ごもりをしていた虫たちが
暖かい春の気配を感じて姿を表わし
はじめる頃。
お借りしました。
虫と言っても、いわゆる昆虫
だけでなく蛇や蛙、とかげなど
土に潜んで冬を過ごす様々な
生き物の事で、「啓蟄」と同義語です。
和装で蛇や蛙で思い付くのが
「鳥獣戯画」の柄で正確には、
「鳥獣人物戯画」と言います。
この戯画、京都・高山寺に
伝わる紙本墨絵の絵巻物で
国宝、甲・乙・丙・丁と呼ばれる
全4巻で構成されています。。
特に兎や蛙、猿などを擬人化して
描かれている甲巻が有名で
和装にも取り入れられています。
そして、一風変わった品物を
製造しているのが「蛍庵」(ほたるあん)
の田村屋社長の田村隆久さん。
元々、正統派の帯を京都の奥
美山の地で製造されていましたが
隆久氏が社長になるや他社とコラボ。
また、帯の製造のみに留まらず
着物の創作も開始、帯で培われた
技術を着物に生かした品物多数。
帯も新境地の柄行に挑戦され
高く評価されています。
そんな、「蛍庵」さんの品物に
感銘を受けて、今月18日より
当店で「蛍庵」展を開催する
運びとなりました。
明日以降、その卓越した品物を
ご紹介いたします。
乞うご期待を!
お借りしました。
それにしても、「鳥獣戯画」を
見ると、日本酒・黄桜のCM
河童家族を連想するのは
僕だけでしょうか?
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。