今月18日より当店で催す「蛍庵」展、帯地のご紹介、その2です。
ご紹介 2022年3月9日
Vol.1849
本日は、「今月18日より当店で催す
「蛍庵」展、帯地のご紹介、その2です。」です。
岡崎市の呉服屋、
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートする「いちこし」です。
ご訪問ありがとうございます。
起床時間から2時間半後にパソコン
の前に座り仕事を始める山脇寿人です。
今日は、昨日の続き今月18日より
当店で催す「蛍庵」展の帯地の
ご紹介、その2です。
まずは、「両面本袋帯・あうん」
通常の袋帯は、表地は柄を付け
裏地は無地などで別々に織り上げ
耳同士を縫い合わせることで
袋帯となります。
両面本袋帯
ですが、こちらの「あうん」は、
表地裏地を1枚にして筒状で同時に
織ることで織ながら袋状にします。
縫い合わせが無いので耳が
4重にならずスッキリとし
軽くてしなやか。
表裏が同じ生地なので、違和感
なく締められ、しかも一般的に
いう裏地にも柄がある為リバーシブル
で締められます。
訪問着や付下げ、無地の着物などに
お使いいただけます。裏地は、おしゃれ
帯として良いのではないでしょうか?
次は、「焼箔」(やきばく)の帯地。
「焼箔」とは、銀箔を変色させる加工。
銀が硫化して色が変わる性質を
利用して硫黄の粉を掛けてから
熱を加えて黒く酸化させます。
「焼箔」袋帯
銀箔の色が変わり、そのまま使用
するより詫びた味わいが表現されます。
おしゃれ付下げや小紋、本場大島紬
などに締める事をお勧めします。
また、こちらは「古箔」(こはく)の帯地。
古箔とは本来、文化財修復の為に国の依頼
で製作された箔で、長い年数をかけ、自然に
くすませた箔のことです。
「古箔」袋帯
同じ箔使いでも「焼箔」とは、
また別の味わい、歴史を感じさせ
得も言われぬかがやき。
一つ紋の色無地などに締めれば
格式がグッと上がります。
最後は、おしゃれ帯「汐音」(しおね)
ザックリとした生地風と軽やかな
柄行で織られている帯地。
「汐音」帯
それこそ、小紋や紬の様な
おしゃれ着物に締めれば
最高のコーディネートを
お楽しみいただけます。
こんな風に「蛍庵」ブランドでは
着物や帯をフォーマルからおしゃれ
まで幅広く取り揃えています。
ご興味のあるお方様は、
電話0564‐22‐3259
メールkimono@ichikoshi.com
までご連絡お待ちしています。
兎に角、朝のルーティンに時間がかかります。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。