新入荷の「紋紗」着尺は 今までになく素晴らしい品物、その特性とは?
ご紹介 2022年3月27日
Vol.1865
本日は、「新入荷の「紋紗」着尺は
今までになく素晴らしい品物、
その特性とは?」です。
岡崎市の呉服屋、
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートする「いちこし」です。
ご訪問ありがとうございます。
昨夜は、1カ月ぶりに得意先の
社長との食事、有意義な時間は
アッと結う間に過ぎ、今朝を迎えた
山脇寿人です。
お陰で、寝坊をしてしまいました😢
で、今日3月27日は、「さくらの日」 日本さくらの会が1992(平成4)年に制定。
3×9(さくら)=27の語呂合せと、
七十二候のひとつ「桜始開」が
重なる時期であることから。
日本の歴史や文化、風土と深く
かかわってきた桜を通して、
日本の自然や文化について
関心を深める日。と。
そう言えば、2月末に奥が買った
梅の鉢植えや以前からある
金木犀も新芽が出てきました。
いよいよ、春本番となりますね!
そんな今日は、西陣織で織り上げた
新しい「紋紗」着尺のご紹介です。
「紋紗」とは、紗織の生地に
地紋を織り込んだもの。
「紗」とは、織り目がきめ細かく
軽くて透ける織物。
生地を透かす為には、糸と糸の
間に隙間を作らなければなりません。
「絽」という生地は、透かす為に
ある間隔で緯糸を抜いて織ります。
「紗」は、緯糸に加え経糸も
抜いて織る為に糸をしっかり
撚糸しなけらばならないのです。
しっかり撚糸すると、生地が
硬くなります。
硬くなると着物にした時に
肌から生地が浮いて隙間が
出来、そこを空気が通る為
涼しく感じます。
しかし、羽織や道中着にした
時は、着物から浮く為に裃を
羽織っている様でそぐいが悪く
なります。
その点、新入荷の「紋紗」は
しなやかで柔らかいので
羽織り物にした時にしっとりと
着物に馴染みます。
また、ストレッチ性が抜群
座った時に圧力が掛かる
お尻回りも安心。
背縫いが引っ張られ、はぜる
こともありません。
この新しい「紋紗」今シーズン当店
には、この品物1反しか入荷しませんので、
ご興味のあるお方様は、早めのご来店
をお待ちしています。
それにしても、春なのでか?
眠りが浅かったのか?
非常に眠たいです(笑)
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。