今日5月20日は、「世界計量記念日」日本の職人を救った故永六輔氏に感謝いたします。
ブログ 2022年5月20日
画像は、お借りしました。
Vol.1917
本日は、「今日5月20日は、「世界計量記念日」
日本の職人を救った故永六輔氏に
感謝いたします。」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今朝、いつも通り20分の瞑想をして
いる途中、ふすまを引く音で目を開き
振り向くとそこには次女が立っています。
この後、次女の口から衝撃の宣言
が発せられました!
で、今日5月20日は、「世界計量記念日
(World Metrology Day)」 「メートル条約」
締結125周年を記念して2000年から実施。
1875年のこの日、フランス政府
の提唱により「メートル条約」が
欧米17か国間で締結された。と。
日本では、1885年のメートル条約加盟
と1891年の度量衡法公布により始まり、
(旧)計量法により1959年(昭和34年)
に完全実施されました。
一時期、ゴルフコースもヤード
表示をメートル表示に変えた事が
ありました。
が、不評だった様で2∼3年で
元のヤード表示に戻っています。
お借りしました。
これ、和装の世界でもある事で
私たちは、鯨尺(くじらじゃく)で
和服の寸法を習った者には、メートル
表示では、ピンときません。
ここで、敢えて鯨尺と記したのは
大工さんなどが使用する曲尺(かねじゃく)
が世間では、一般的なのです。
同じ「尺」表示でも、鯨尺は
曲尺の1.25倍の長さで主に
和装関係でしか使われません。
ですので、和服を展示する
撞木(しゅもく)は、曲尺で
作られているので同じ2尺でも
高さが違います。
ちょっと、面白いですよね。
ここで、私たちが今も尺表示を
使用できているのは、故永六輔氏の
尽力によるところが大きく。
それは、「昭和51(1976)年、
知り合いの指物師から曲尺で仕事を
して警察に呼び出された、という話」。
この事に義憤を感じた氏は、
「尺貫法復活運動」を展開
自ら「鯨尺を使ったので、
逮捕にこい」と挑発。
その後、氏のお陰で鯨尺・曲尺
を使っても処罰の対象外となり
日本の職人にとって、大きな
財産となったのです。
ありがとうございました。
で、次女の発言は、来月より
お付き合いしている方と
同棲をするというものでした。
親としては、安心の様な
心配の様な、複雑な心境です。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。