今日5月23日は、「世界亀の日」和装で亀文様のいろいろ。
ご紹介 2022年5月23日
Vol.1920
本日は、「今日5月23日は、「世界亀の日」
和装で亀文様のいろいろ。」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
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マズイ・マズイ・マズイ!
ドラゴンズ、悪夢の5連敗
交流戦で巻き返しを願う
山脇寿人です。
今日5月23日は、「世界亀の日(World Turtle Day)」
American Tortoise Rescueが2000年に制定。
亀について知り、亀に敬意を払い、亀の
生存と繁栄のための人間の手助けをする日。
だそうです。
亀の生存と繁栄のために人間は
どんな事をすればよいのでしょうか?
僕には、分かりません。
が、和装では亀に類する文様は
「吉祥文様」として着物にも
帯にも使われています。
古代中国では、亀は北の方位を
守る「玄武(げんぶ)」という
神として、蛇がまきついた姿で
表されていました。
さらに、天地を支えるとも
言われていますが、日本では
広く「吉祥文様」として発展
したのです。
亀文様は「鶴は千年、亀は万年年」と
言われる様に長寿吉兆を表す
縁起の良いものとされてきました。
亀文様の代表的なものは、
「亀甲文様」文字通り亀の甲羅
を幾何学的に表した文様。
正六角形を上下左右に繋いだ
文様で、中国や朝鮮から日本に
伝えられたとされています。
平安時代から有職文様となり
六角形の中に花菱や菊、鶴など
があしらわれています。
「六角形」が崩れない連続模様で
永遠の繁栄を願ったもの、貴族の
文様で庶民は、見る事も出来ません。
鎌倉時代以降は、武士の間で
使用され、一般の人々の目に
触れ、広く知られる様になったのです。
亀単体での文様の柄付けもあり、
多くは、長生きしたため甲羅
に海草がたくさん付いたと
される「蓑亀(みのかめ)」
で表される事が多い様です。
また、黒留袖や色留袖の柄付けに
鶴と一緒に「鶴亀」として表され
たります。
いずれにしても縁起の良い
「吉祥文様」である事は
間違いありません。
それにしてもドラゴンズ
明日からのライオンズ戦
何としても勝利を!
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。