昨日のセミナー受講後に鑑賞した喜如嘉の「芭蕉布」展。
ご紹介 2022年6月18日
Vol.1945
本日は、「昨日のセミナー受講後に
鑑賞した喜如嘉の「芭蕉布」展。」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
昨日のドラゴンズ、左腕エース
大野雄大が10個の三振を取り
ジャイアンツに快勝、気分が
良い山脇寿人です。
昨日、東京でのセミナーは、16時
までの予定が何故か?15時で終了
で、今回は諦めていた展覧会を
観ることが出来ました。
それは、大倉集古館で開催中の
「芭蕉布-人間国宝・平良敏子と
喜如嘉の手仕事-」展。
沖縄本土復帰50周年の記念展
で6月7日より7月31日まで
行われています。
「芭蕉布」と言えば、沖縄では
一般人から国王まで誰でも着用
していた着物。
でも、第2次世界大尉戦後、途絶え
かけていた芭蕉布の伝統技法を
復興したのが平良敏子氏。
家庭画報7月号より、中央が敏子氏。
何せ、糸となる糸芭蕉の栽培
だけでも3年かかり、更にすべて
人の手作業による約30もの工程
を経て、着物地が仕上がります。
そんな、手間のかかる芭蕉布
の着物や帯などを約70点も
展示される事は極めて珍しい。
家庭画報7月号より。
平良敏子氏は、技術を復興
しただけでなく、古典柄を
大胆に発展させた絣柄を考案
し次々と生み出しています。
家庭画報7月号より。
また、氏は硬い糸を帯にしたり
テーブルセンターや数寄屋袋にし
芭蕉布の世界を広げてもいます。
その繊細で大胆な色柄は、誰も
が驚嘆し、憧れいつかは自分の
ものにしたいと思われる事でしょう。
家庭画報7月号より。
正絹の夏物とは、全く異なり
湿度を好む芭蕉布は、着込んで
行くうちの身体に馴染み。
その抜群の涼感と同じものは
二つとない特別な逸品を身に
着ける喜びは、ひとしおでしょう。
今年100歳を迎える敏子氏、益々
お元気で製作に励んでいただき
たいものです。
あー、良いものが鑑賞できて
満足!満足!
そして、帰りの東京駅で東海道
新幹線乗り場に迷い、1本乗り
遅れてしまいました😢
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。