今日7月16日は、「虹の日」虹の1色「緑色」に隠された事とは?
ご紹介 2022年7月16日
Vol.1972
本日は、「今日7月16日は、「虹の日」
虹の1色「緑色」に隠された事とは?」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日7月16日は、「虹の日」
デザイナーの山内康弘が、
「人と人、人と自然、世代と世代
が虹のようにつながる日に」と制定。
七(なな)一(い)六(ろ)で「七色」
の語呂合せ。と。
虹は赤・橙・黃・緑・青・藍・紫
の7色と日本では一般的に、認識
されているようです。
で、今回は、「緑色」に注目したいと。
何故なら、先日の米沢研修旅の
最後に訪れた、野の花染工房の
諏訪社長の言葉が印象深かったので。
野の花染工房さんの草木染は、
基本的に草木染100%で、これ
当たり前のことのようですが
違うのです。
現在の和装業界では、少しでも
草木の染料を使用した染物なら
草木染と謳っています。
ただ、100%と表示しないだけ
(当たり前ですが)なので
一般消費者は、勘違いを起こすかも。
そして、諏訪社長の言葉の中に
「緑」を発色する草木は、自然界に
は存在しない、と。
野の花染工房H.P.より
自然界にこんなにも「緑」が
あるのに草木から緑を直接
染めることは、出来ないのです。
それは、社長曰く「緑色は
人が創る事を自然界が許して
くれなかった色、かも知れない
ですね。」と。
粟野商事(株)H.P.より
何ともロマンチックな事を
仰る社長さんですが、じゃあ
緑色はどうして染色するか?
それは、藍色と黄色(苅安や玉ねぎ)
を混ぜれば「緑」となります。
濃い緑にも薄い緑にも英知と
経験が、「緑」を作り出せます。
そして、そんな感性豊かな
社長が率いる野の花染工房さん
の品物が、また素晴らしい。
糸染1本からのこだわりの品物の
生産は、少量に留まりますが、
熟練の手仕事から生まれるものは
正に本物です。
その品物のご紹介は、明日の
当ブログでいたします。
こう、ご期待くださいませ!
それにしても、「虹」を見ると
特別な思いが湧いてくるのは
何故なのでしょうね?
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。