今日7月28日は、「なにわの日」関西風でなく関東風の帯合わせが今風?
ご紹介 2022年7月28日
画像は、お借りしました。
Vol.1984
本日は、「今日7月28日は、「なにわの日」
関西風でなく関東風の帯合わせが今風?」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
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今日7月28日は、「なにわの日」
七(な)二(に)八(は)で「なにわ」
(難波・浪速)の語呂合せ。と。
「なにわ」と言えば大阪で商人の
街、同じ関西でも京都は、雅な
お公家さんの印象で、神戸は
異人文化のハイカラさん。
それに対して「江戸・東京」は
先進で都会的な印象、でも下町
は庶民的な感じもします。
それでは、和装で関西と関東と
の違いがあるのでしょうか?
現在は、どの地方に住んでいても
情報は、均等に素早く得られる
ので以前ほどではありません。
が、帯合わせなどでの違いが
見られるのも事実です。
2点とも画像は、お借りしました。
概ね、関西では着物が薄色
ならば、帯は濃い地色を合わせ
濃い地色の着物なら薄色の帯。
画像は、お借りしました。
それに対して関東は、着物も帯も
同系色の合わせ方をします。
全部が全部そうでは、ありませんが
そんな印象を受けます。
これ、どちらが良い悪いと言う
話ではなく、以前よりその様な
合わせ方が落ち着くのでしょう。
画像は、お借りしました。
でも、東京の人気着付け教室の
講師・森田空美(もりたはるみ)
先生の出現が事態を一変させます。
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勿論、関東の先生なので帯合わせ
は、基本的に同系の合わせ方です。
無地系の着物に同系色のあっさり
した柄の帯がセンス良く合されて
着物上級者を思わせます。
私の個人的な意見、感想では
カジュアルやセミフォーマル
の装いなら空美風で良いのです
がフォーマルですと少しパンチ力
に欠けるかも?と。
画像は、お借りしました。
上皇后、美智子様の装いは
上品で、フォーマルでも控えめ
な着姿が素晴らしい。
しかしインパクトには、少し
掛ける様に思うのは、私だけ
ではないでしょう。
でも、現在では、この関東風の
同系色の合わせ方が、帯で上下
を分けることなくスラリと見える。
と、全国各地で取り入れられて
いる様です。
ケースバイケース、お好みも
ありますので一概には言えま
せんが、これが今風なのですね。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。