家庭画報9月号・季節連載 内田也哉子の「衣だより」より
ご紹介 2022年8月17日
画像は、Amazonよりお借りしました。
Vol.2004
本日は、「家庭画報9月号・季節連載
内田也哉子の「衣だより」より」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日は、当店の夏季休商・最終日
明日からは通常営業いたします
ので、よろしくお願いいたします。
家庭画報9月号に季節連載の
母と娘の新たなる解析
内田也哉子の「衣だより」より
私が印象に残ったものをご紹介
いたします。
希林さんは、「きものは、トランク
にペタッと何枚も入るし、現地の人
が喜んでくれるから」と海外旅行中
は、きもので通された様です。
また、海外で学生生活を送った
也哉子さんにとって、夏は「卒業」
という人生の節目を迎える季節
だったとか。
そんな事を感じさせる1枚目
の画像は、グレー地の平絽の
色無地でしょうか?
画像は、家庭画報より
希林さんデザインによる菩提樹
とUCHIDAの英字を組み合わせた
刺繍の一つ紋付。
合わせた帯は、勿忘草(わすれなぐさ)
色地に絞りと友禅、金駒刺繍で
帆船を柄出しした名古屋帯。
ハットをちょこんと乗せて
異国情緒が漂う出で立ちです
が、ハット無なら一般の方でも
お召しになれる出で立ち。
また、こちらはチェックと
桧垣文様を融合させたような
複雑な模様を織り上げた越後上布。
画像は、家庭画報より
夕顔色の半衿の効果で上布が
柔らかい白色で爽やかな軽さ
と涼しさを醸し出しています。
(越後上布は、雪に晒すと
黄ばんだ所が白色に戻ります)
柿渋で大胆な縞を染めた
名古屋帯と青緑色の帯〆
が也哉子さんらしいモダン
な感じが出ています。
また、帯は夏用ではない様で
帯〆も冬用の「ゆるぎ」の
ようですが、違和感なく締め
られ、そんな所も参考に。
ここで、注目は右手に持った
扇子、白檀扇子でしょうか?
半衿と帯と扇子の色がマッチ
して、いかにも白檀の良い香り
が漂いそう!
こちらは、着物上級者の装い
ですが、初めから出来なくとも
徐々に、徐々にです。
また、当店でもアドバイス
させていただきますので、
お気軽にどうぞ。
さー。今日は、娘家族や義妹
など総勢10名ほどが集まります。
お休み最終日が楽しい一日と
なりそうです(笑)
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。