東レの「シルック®やセオα®」は長く愛用される理由があるのです。
ご紹介 2022年8月27日
Vol.2023
本日は、「東レの「シルック®やセオα®」は
長く愛用される理由があるのです。」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
着物手帳、今週の幸せを運ぶ
四字熟語は、「鶴寿千歳
(かくじゅせんさい)」。
鶴は千年生きると言う事から
長生きする事。「寿」の字で
めでたさが伝わってきますね、と。
長く続く事は、それだけ
世の中に必要とされている、
と言う事。
で、昨日の当ブログの続きで、
東レの化学繊維和服地シルック®
の事を書きます。
旧三井物産は、英国Courtaulds社
からレーヨン糸を輸入販売して
いましたが、国の製造業振興策
のもと、1926年1月東洋レーヨン
株式会社を設立しました。
※旧三井物産は、現在の三井物産
と法的連続性のない全く別個の企業体です。
そして1964年(昭和39年)絹調
ポリエステル繊維 シルック®
織物の販売開始しました。
そう、前の東京オリンピック
開催の年にシルックが誕生し、
もう58年の歴史があります。
ポリエステル繊維と言えば
ツルツルと滑りは良いが
硬い印象を持っていました。
実際、比較的安価な化繊
生地は、そうだったのです。
が、東レ・シルックは別物
肌触りがしなやかで発色も
良く何と言ってもシワのより
方が、シルクの様に美しい。
これでポリエステル繊維なの?
と驚いたのを覚えています。
ただ、他の化繊和服地より
随分高価で、お仕立代も
高かったのです。
ま、当店は先代より本物
にこだわって商いをして
いましたので、シルック®の
在庫は置きませんでした。
ま、洗える着物のご注文が
あった時にだけ、取り寄せて
いたのです。
それが、昨年東レの新しい
化繊繊維「セオα®」を知った
時には、またも驚き!
「セオα®」は綿100%素材を
上回る 吸水性を持ち、速乾・
吸湿に優れる 東レの繊維です。
軽量感とサラサラしたドライ感に
よって清涼快適なので夏物のお召物に
オススメの生地になっています。
また、透け感が余りありません
ので9月のお単衣時期は、勿論
10月初旬までお召いただけます。
ご興味のあるお方様は、是非
当店まで、お越しくださいませ。
お待ちしています。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。