今日から72候では、「天地始粛」これから葡萄がより美味しくなりますが和装での葡萄柄とは？
ご紹介 2022年8月28日
Vol.2024
本日は、「今日から72候では、「天地始粛」
これから葡萄がより美味しくなりますが
和装での葡萄柄とは？」のです。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日から72候では、「天地始粛
（てんちはじめてさむし）」
ようやく暑さが落ち着いて
くる時季、と。
画像は、お借りしました。
そう言えば、昨夜中にエアコン
の除湿を点けずに寝られました。
週間天気予報も秋雨前線の
停滞で今週火曜日以降は、
雨模様の日が続くようです。
昨日、スーパーを覗くと「巨峰」や
「シャインマスカット」「デラウエア」
などの葡萄類が沢山並んでいました。
葡萄の旬は、8月から10月頃
特に粒の大きい「巨峰」や
「シャインマスカット」は
甘く瑞々しく、大好きです。
葡萄の文様は、古くから
世界中で広まっていました。
葡萄文は、意匠的にも個性的
で多くは葡萄の葉、実、つる
を文様化しています。
和装にもよく見られる葡萄柄
写実的に単独で描かれていれば
秋にお召しください。
デザイン化されたり他の柄
と併用、葡萄唐草などなら
通年お召いただけます。
そして、「葡萄唐草」は、葡萄
のつるを唐草文の主軸として
実と葉を組み合わせた文様。
古代中国では、多くの種子
を持つ葡萄は、ザクロと共に
たくさんの果実を実らせる
豊穣の女神とされました。
飛鳥時代に日本に伝えられ
薬師寺金堂の薬師如来像の
台座にも見られます。
台座のかまち、拡大画像は、お借りしました。
また、正倉院の錦や綾の
裂地も残っています。
葡萄唐草、画像は、お借りしました。
こんな風に葡萄の柄は、
古代より伝わっていて
現代の和装にも取り入れ
られています。
ぜひ、今秋に葡萄柄の和装を
楽しんでみられたら如何でしょう？
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
