袴の色を選んでいただくためお客様のご自宅にお邪魔します。
ブログ 2022年8月29日
画像は、お借りしました。
Vol.2025
本日は、「袴の色を選んでいただくため
お客様のご自宅にお邪魔します。」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日8月29日は、8月最後の
月曜日で、8月最後の当店定休日
ですが、お客様宅にお邪魔します。
7月8月は、呉服屋にとって
端境期（はざかいき）、毎年
夏場は売り上げが厳しいのです。
そんな厳しい時にご注文をいただい
のだから、定休日でも親の死に目
（もう私の両親は他界しましたが）
でも仕事しますよ。
と言うのも一昨年、茶道の
「炉開きのお茶会」に合わせて
男性用の羽織袴一式を誂えて
いただいたお客様。
それはもう立派な一式が
出来上がりご満足いただきました。
ですが、揃えていただいた
お客様のお兄様もお茶会に
参加されたのです。
お兄様は、亡くなったお父様
から譲られた羽織袴で臨まれて
新調された弟さんの和服姿に
うらやましがられたとか。
そこで、今回は袴を新調しよう
と当店までお出掛けいただいた
のが先週の日曜日。
そこで、採寸をさせていただき
お手持ちの着物の色の傾向を
見て、お勧めできる袴の色を
京都の問屋さんに注文。
品物が到着しましたので
いよいよ、本日袴の色を
お見分けいただくのです。
また、今回ご注文ではないですが
夏物の袴地も、見ておいていただ
こうと、ご用意しました。
いずれ、夏物もご入用になる
との思いと、昨今急激な絹糸
の価格高騰が見受けられます。
胴裏や八掛、色無地着尺などと
同様、無地袴地も糸の価格が
品物の価格に反映されやすい品物。
将来、現在よりお値打ちにお求め
いただく事が確実に難しいので、
出来れば今回ご一緒に如何かとの
思いです。
ま、こんな風にお客様が
この先、揃えられるであろう
品物を事前にお勧めする事も
当店の仕事と思っています。
さー、これからお客様宅の
お邪魔する為に行ってきまーす(笑)
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
