今日9月20日は、「空の日」和装で「空」は吉祥の「雲」文様かな?
ご紹介 2022年9月20日
画像は、お借りしました。
Vol.2046
本日は、「今日9月20日は、「空の日」
和装で「空」は吉祥の「雲」文様かな?」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日9月20日は、「空の日」
1940年に「航空の日」として
制定されたそうです。
戦争中中断されていましたが、
1953年に復活。運輸省(現在
の国土交通省)航空局が1992年
に「空の日」と改称した。との事。
和服で「空」を表した柄行は
「空」に漂う「雲」でしょうか?
古代中国では「雲」から万物が
形成されたとされ空の雲を
「雲気」や「瑞雲」と名付け
吉祥とみなしました。
「雲取り」文様は、お借りしました。
「雲」がふわふわと空をたなびいて
いる様子を輪郭線や色で表して
「雲」の中に草花などを描いた
ものを「雲取り」と呼びます。
また、「飛雲」はおめでたい
瑞雲が優雅に天空を跳ぶ様子
を表現した文様で吉祥柄。
「飛雲」文様は、お借りしました。
なので、黒留袖や色留袖
訪問着に振袖、袋帯など
主にフォーマルな和装に
持ちられる事が多い柄行。
片方へ流れるように動く雲を
図案化した「霊芝雲」(れいしくも)」
は縁起のいい瑞雲が、中国の霊芝
と言うキノコに似ている事から
名付けられた文様。
「霊芝雲」は、お借りしました。
薬用となる霊芝は、乾燥して
も原形を保ち、腐らない事
から万年茸と呼ばれ貴重品
なのだそう。
また、七宝文は、有職文様の
一つで同じ円を円周の4分の1
ずつ重ねていく輪違いの文様。
円と円の重なる部分に瑞雲
を配した文様が、「雲七宝」。
「雲七宝」は、お借りしました。
シンプルな連続文様に雲の
形を入れる事で華やぎが増し
めでたさが、より表現されます。
「雲鶴」は、流れる雲の合間
を飛んでいる鶴を表した格調
のある文様。
「雲鶴」は、お借りしました。
たなびく雲の中を飛翔する鶴
が表現され、格式のある古典
文様なので、礼装用の和服に
用いられます。
こんな風に「雲」の文様は
吉祥を代表する文様、空を
見上げ「雲」を見るだけで
運気が上りそうに思うのは
僕だけかな?
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。