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和服をお召しになる時はその日の天候で装いを決める?

ブログ 2022年9月28日

Vol.2053

 

 

 

本日は、「和服をお召しになる時は

その日の天候で装いを決める?です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今日から72候では、「蟄虫坏戸

(むしかくれてとをふさぐ)」。

虫が土の中にもぐり始める時季。と。

 

画像は、お借りしました。

 

 

いよいよ虫も冬を越す準備

に入り始める時季となりました。

 

 

 

 

そんな時に掛かってきた電話

は、もう30年以上ご贔屓

いただいているお客様。

 

 

 

今日、茶道の研究会があり

何を装えば良いかとお尋ねでした。

 

 

 

 

 

着物は、勿論お単衣を選択

されていましたが帯をどれに

すれば良いかとお悩みです。

 

 

 

こんな時、最近の私の対応は

その日の天候次第で変える

ことをお勧めしています。

 

 

 

 

例えば、ここ2∼3日の様な

暑さを感じたり、最高気温

が高い予報なら透ける夏帯を。

 

 

 

 

 

肌寒かったり、気温が上がらない

予報なら透けずに軽やかな

帯を選択しましょう。

 

 

 

ま、着用しているご本人には

帯が透けていようがい、いまい

が余り関係ありません。

 

 

 

それでは、なぜその様な

使い分けをするか?と言えば

周りの方への配慮なのです。

 

 

 

暑い時に涼やかな透ける

帯を見れば、爽やかさを

感じていただけるかも?

 

 

 

また、小寒い時に透けない

帯なら、寒さをより感じなく

なります。

 

 

これ、反対ならどんな気分

になるでしょうか?

 

 

 

そう、ご自分を優先するより

周りの方がその装いを見て

どんな感じを受けるかを優先。

 

 

 

そうすれば、分かっていただける

お方には、分かります。

 

 

 

特に茶道では、おもてなしの

心を大事にされる世界なので

装いでもおもてなしの心で。

 

 

 

ですので、帯〆帯揚の小物も

同様に考えていただければ

良いでしょう。

 

 

 

そう、私も昨日、知人の出版記念会

にはお単衣の着物に透ける袖なし

羽織で出掛けました。

 

 

 

ま、そんな事に気付かない

方もおられたでしょうが

そんな装いで自分が納得しています。

 

 

 

正に自己満足の世界観ですが

それで良いのです。それが

装いだけでなく所作にも表れる

事でしょう。

 

 

 

そんな、アドバイスをして

受話器を置きました。

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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