今日10月4日は、「都市景観の日」和装も景観で変えてみましょう。
ご紹介 2022年10月4日
Vol.2059
本日は、「今日10月4日は、「都市景観の日」
和装も景観で変えてみましょう。」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日10月4日は、「都市景観の日」
建設省(現在の国土交通省)等が
1990(平成2)年に制定。
「と(10)しび(4日)」(都市美)の
語呂合せ。 都市景観に対する
意識を高める日。と。
岐阜県高山市や愛知県犬山市
などは、「古い町並み」を売り
にして観光客を呼び込んでいます。
それは、観光客の為に家屋など
を現状のまま保存し、再利用し
集客するという手法。
でも、余程の努力なしには
実現できないほど、都市景観
は変わって来たいます。
新築での木造建築は、少なく
鉄骨を使用し、短期間で出来
上がる建物が多く見られます。
都市に行けば、行くほど
コンクリート造りの建築が
増えています。
そんなコンクリートの街並みに
以前の様な古典的な和装が似合うか?
と言われれば「ウーン」となります。
そこで、再認識されている
和服生地が「御召(おめし)」。
「御召」とは、「織り」の着物の
中でも最も高級とされ、光沢と
上質なシャリ感があります。
11代将軍の徳川家斉(とくがわいえなり)
が好んでお召しになったことから、
御召の名前がついたとされています。
紬や木綿と同じ織りの着物
ですが、御召は経糸(たていと)
と緯糸(よこいと)に、撚糸(ねんし)
をした糸を使うため、生地の表面に
細かい「しぼ」が出来ます。
紬や綿の様にザックリせず
染物の様に華やかさがない「御召」。
その分、スマートでコンクリート
の街並みに良く似合う、着物と
言えるでしょう。
また、帯次第でおしゃれさや
フォーマル感も出す事が出来る
ので重宝する1枚となります。
無地やぼかしの御召を羽織
やコート、道中着にすれば
おしゃれや準礼装でもお召し
いただけます。
時代や都市景観と共に和装の
素材の捉え方も変わります。
そんな、ご相談も承ります。
お気軽にどうぞ!
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。