ユネスコ無形文化遺産に 登録されている小千谷縮と越後上布のご紹介です。 | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

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ユネスコ無形文化遺産に 登録されている小千谷縮と越後上布のご紹介です。

ご紹介 2022年10月9日

画像は、お借りしました。

 

 

Vol.2064

 

 

 

本日は、「ユネスコ無形文化遺産に

登録されている小千谷縮と越後上布のご紹介ですです。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今日10月9日より日本三大美祭

のひとつ 秋の高山祭(八幡祭)

が明日迄開催されます。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

 

飛騨の匠の技を伝える豪華絢爛

な国の重要有形民俗文化財に

指定された11台の屋台が勢揃い。

 

 

 

「高山祭の屋台行事」は

ユネスコの無形文化遺産

に登録されています。

 

 

 

ユネスコの無形文化遺産と

言えば、2009年に新潟県の

小千谷縮(おじやちぢみ)と

越後上布(えちごじょうふ)が登録。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

2010年には、茨木県の結城紬

(ゆうきつむぎ)も登録されて

います。

 

 

 

小千谷縮と越後上布は、共に

麻を使用した織物で上質の

苧麻(ちょま)が原料。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

その苧麻を細く細く裂き繋ぎ

合わせて1本の長い糸を作ります。

 

 

 

この時、繊維の先と根本では

太さが違うため、先と根本を

繋ぎ均一の太さにします。

 

 

 

また、糸が細い程上質の織物

が出来ますが、糸が細くなれば

なるほど全ての工程(撚糸・

手括り・染色・糊付・整経・

製織など)が難しくなります。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

その細い原料を経糸をにし

模様付けされた緯糸を1本1本

柄を合わせながら丹念にいざり機

で織り上げます。

 

 

 

この時、小千谷縮は緯糸に

強い撚糸を掛け、越後上布は

弱い撚糸を使用します。

 

 

 

これが、反物になった時に

それぞれの特徴を表す事に

なるのです。

 

 

 

1尺(約37.5cm)織るのに

約900回手を動かすと言われ

織り上げた反物は、湯もみ

足ぶみを行います。

 

 

小千谷縮・画像は、お借りしました。

 

 

この工程で、小千谷縮は

撚りが戻り独特のシボが

表れ、越後上布は、シボを

取ります。

 

 

越後上布・画像は、お借りしました。

 

 

そして、地を白くする為に

雪の上にさらされます。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

ですので、数十年経った小千谷縮

や越後上布を洗い張りなどを行う

場合、雪ざらしをすれば白くなります。

 

 

 

こんな工程を経て反物が

出来上がりますが、現在では

年間、数十反の生産数。

 

 

 

いずれは、職人がいなくなり

生産できなくなるかも知れま

せんが、高山祭は永遠に続いて

欲しいものです。

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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