今日より72候では「菊花開」西陣織の最高峰「爪搔き本つづれ」展明日より開催です。」
ご紹介 2022年10月13日
Vol.2068
本日は、「今日より72候では「菊花開」
西陣織の最高峰「爪搔き本つづれ」展
明日より開催です。」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日から72候では、「菊花開
(きくのはなひらく)」
菊の花が咲き始める時季。
この時期、菊の花が咲き、
人々が花を愛でる季節に
名前を付けたもの。
画像は、お借りしました。
例年、この頃に菊の品評会
や菊まつりが各地で行われます。
菊は、奈良時代に薬草として
中国から伝わったと言われ
それ以来、長い時間をかけて
親しまれてきた日本を代表する
花です。
鎌倉時代、後鳥羽上皇が菊の花
を好み、「菊紋」を皇室の家紋
にしてから、その位置づけが
決定的なものになりました。
菊の花言葉は「高貴」「高尚」。
高貴・高尚と言えば、明日
より当店で10年ぶりに開催
する「爪搔き本つづれ」展。
つづれ織りの中でも織り職人が
自分の爪をヤスリでギザギザに
して緯糸を掻く本つづれ織りは
西陣織の中でも最高峰。
画像は、お借りしました。
元々は、皇族・貴族・神社仏閣
の装飾品を織っていたので
最上級の品格を持つ織物。
何時の頃からかその技術を
帯に転用して、今では帯の
生産量が多くなっています。
画像は、お借りしました。
多くなっていますが、現在の
生産数は、最盛期の3~5%
西陣全体で年間100本程度。
その90%以上を今回展示される
「石川つづれ」さんが制作されて
いるのです。
年間100本と言えば、極端
に少ないので、問屋さんにも
並ばない本数で、私たちも
普段では観る事も出来ません。
ですので、一般の消費者さんが
爪掻き本つづれ織の帯を観る
事が出来るのも貴重です。
そんな貴重な体験が出来る
明日からの3日間、ご興味の
あるお方様は、ご連絡お待ちしています。
電話0564‐22‐3259
メールkimono@ichikoshi.com
までお願いいたします。
さー、飾りつけも終わり後は
お客様をお迎えするだけと
なりました。
皆様、お待ちしています。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。