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今日10月29日は「おしぼりの日」和装のシミを「おしぼり」で擦らないで!

ご紹介 2022年10月29日

画像は、お借りしました。

 

 

 

Vol.2084

 

 

 

本日は、「今日10月29日は「おしぼりの日」

和装のシミを「おしぼり」で擦らないで!」です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今日10月29日は、「おしぼりの日」

全国おしぼり協同組合連合会が

2004(平成16)年に制定。

 

 

 

 

10月は「て(ten)」の語呂合せと

10本の指から、29日は「ふ(2)く(9)」

(拭く)の語呂合せで、「手を拭く」

の意味。との事。

 

 

 

「おしぼり」と言えば、今では

コンビニで弁当などを買えば

必ずついてきます。

 

 

 

で、食事前に手をぬぐう事は

勿論、おかずなどを衣服にこぼした

時などもおしぼりで拭きます。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

ま、普段着なら拭けば良いですが

和服を着用の時にこぼした物を

おしぼりで拭く事は厳禁です。

 

 

 

 

こぼした所をおしぼりで拭くと

生地と生地が擦れて、生地自体

を傷めることがあるのです。

 

 

 

シミならば、特別なもの以外

大抵は、綺麗に取れますが擦って

傷んだ生地を元に戻す事は至難。

 

 

 

特に和装は、特別な時にお召しに

なる事が多く、こぼした途端早く

処理をしなければと、焦ります。

 

 

この焦りが、手直にあるおしぼり

で擦る行為に繋がりますので、

まずがは、焦らない事。

 

 

 

ならば、こぼした時の対処法は

まず、こぼした物をよく見て

固形物なのか?液体なのか?

 

 

 

また、油を含んだものなのか?

アルコールなのか?糖分を含んだ

ものなのかを観察します。

 

 

 

固形物なら、それをそっと取り

除き液体が生地に浸透している

かを良く見ます。

 

 

 

出来れば、液体のシミは触らずに

そのままにして出来るだけ

早く和服専門の悉皆屋さんに

お出しください。

 

 

 

 

 

でも、気になるようでしたら

硬く縛った、おしぼりでシミ

の部分を叩いてください。

 

 

 

この時、裏側に乾いたタオル

などを敷くとなお良く、シミを

タオルに移す感覚。

 

 

 

シミが、劣化すると取れるシミも

取れなくなる可能性があります

ので、早めに和服専門のシミ抜

きやさんにお持ちください。

 

 

 

こんな事を頭の隅に記憶して

和装を楽しんでいただけたら

良いでしょう。

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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