新年に新しく仕上がった着物のお召しを希望されるなら早目のご依頼が必要です。
お仕立て 2022年11月28日
Vol.2113
本日は、「新年に新しく仕上がった
着物のお召しを希望されるなら
早目のご依頼が必要です。」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日は、11月の最終週、今度の
木曜日には、12月となります。
1年が、早く過ぎてしまいますね。
以前では、12月になると急に
お仕立てものの依頼が増えた
ようです。
と、言うのも年が明けた新年
には、新しい着物に袖を通し
初詣に向かわれるお客様が多く
いらっしゃいました。
ですので、父が40歳代の頃
昭和30~40年代、呉服物が
飛ぶように売れていた時代。
嘘か?まことか?分かりませんが
床屋さんで除夜の鐘を聞いた事が
ある、と言っていました。
そして、その頃の仕立屋さんは
大勢の生徒さんを抱えて、
腕の上達次第で縫うものを
決めていたのです。
入ったばかりの1年生は、運針
から始まり、長襦袢と進み
3年から4年生となると、表生地
のものを扱えるようになります。
5年を過ぎると晴れて一人前
独立して、自宅で仕事をする
される方も。
当店は、ベテランの専属仕立屋さん
を抱えていて、仕事は丁寧で
きれいな仕上がりですが、1か月
に仕上がる枚数に限度があります。
若い仕立屋さんなら3日で
1枚のペースで仕上げますが
当店では、5日で1枚ペース。
ですが、ベテラン故に譲られた
着物などの寸法直しは、お手の
もの、その技術には驚かされます。
身丈直しや裄丈直しで寸法を
伸ばす場合は、それぞれ筋消し
の加工が、3~4日必要です。
また、全体を解いて洗う、洗い張り
などの加工は、最低でも1週間は
掛ります。
もし、新年に新しく仕上った
着物のお召しを希望されるなら
1日でも早いご依頼が賢明です。
まずは、電話0564‐22‐3259
メールkimono@ichikoshi.com
でご相談、承ります。
ご連絡、お待ちしています。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。