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20数年前の着物白生地を別染したら驚きの結果に?

きものクリニック 2022年12月21日

Vol.2135

 

 

 

本日は、「20数年前の着物白生地を

別染したら驚きの結果に?」です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

年の瀬が迫って何となく

気ぜわしくなって来た

ように思います。

 

 

 

が、以前のように何が何でも

今年中に済ませねば、と思う

気持ちも薄らいでいるのも事実。

 

 

でも、ある程度は、キリを

付けなければいけません。

 

 

でないと、ダラダラと時間だけ

過ぎてしまい、手を付けられない

と言う事に成りかねません。

 

 

 

手が付けられないと、言えば

先々月に白生地を持ってこられた

お客様は、無地染をご希望。

 

 

お聞きすれば、もう20年以上

前の白生地で、経年変化

ため薄茶色になっていました。

 

 

 

 

そう、絹糸は経年で黄色から

薄茶色に変化しますが、それは

仕方ありません

 

 

 

 

で、この白生地を無地染にして

着物ではなく洋服を作る、との事。

 

 

 

ま、何を作られるか?は、

お客様次第なので、何んとも

致し方ありません。

 

 

 

そして、染め上がって来た

反物をご覧になって、余り

にもキレイに染まっている

のを感激されました。

 

 

 

そして、数日後そのお客様より

染めた反物を娘の着物にする

ので、と連絡があったのです。

 

 

 

背中に刺繍の一つ紋を入れて、

八掛を別染してお仕立へと。

 

 

 

そして、帯はお手持ちの留袖用

袋帯を作り付けの帯に仕立て替え

して、お召しになり易くします。

 

 

 

 

出来上がりが、こちらですが

白生地も元々「伊と幸」の承華

縮緬(しょうかちりめん)なので

経年しても、どっしりしています。

 

 

 

 

 

一つ紋付色無地の着物には

帯が少し格上になるのが気に

なりますが、格下になるより

も良いでしょう。

 

 

 

 

こんな風に20年以上前の白生地

を別染する事によって、生き返り

ステキなひと揃えが出来ました。

 

 

そんなお手伝いも承ります。

まずは、電話0564‐22‐3259

メールkimono@ichikoshi.com

までご連絡、お待ちしています。

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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