1989年の今日2月24日は、昭和天皇の大喪の礼から喪の和装を思う?
ブログ 2023年2月24日
画像は、お借りしました。
Vol.2205
本日は、「1989年の今日2月24日は、
昭和天皇の大喪の礼から喪の和装を思う?」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日2月24日より「雨水」の次候
霞始靆(かすみはじめてたなびく)
春霞がたなびき始める時季。
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そして(旧)大喪の礼(国葬)
昭和天皇の大喪の礼の為、
1989(平成元)年の2月24日
は休日になりました。
そうそう、忘れもしません
昭和64年1月、昭和天皇のご容体
が悪化されて、いつご崩御され
てもおかしくないと報道され。
新年の式典が軒並み中止となり
日本国民がかたずをのんで
推移を見守っていました。
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そして、1月7日午前6時33分、
十二指腸乳頭周囲腫瘍(しゅよう)腺がん
のため御崩御されました。
波乱に富んだ「昭和」が幕を閉じ
世界より悼む声が聞こえてきた
ように記憶しています。
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そして2月24日は、戦後になって
はじめての大喪の礼が、執り行わ
れたのです。
そう「現人神」(あらひとがみ)
から人間天皇になられた最初の
天皇陛下の国葬だったのです。
また、政教分離の原則から
大喪の礼は、無宗教の国葬で
皇室の私的な儀式「大喪儀」
とは、分けて行われました。
最近では、お葬式に和装の
喪服で参列される方をほとんど
見掛けなくなりました。
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ひと昔前までは、お嫁入に
最低でも夏と冬の喪服をお道具
といして、ご用意されたものです。
が、現在ではコロナ過もあり
お葬式の形態が家族葬に増え
和装をされる方は、皆無。
お年を召した女性などは、
黒色のパンツスーツで参列
される方も見受けられます。
誠に残念なことですが、これも
世間の流れ、致し方ないと
諦めざるを得ません。
ま、この様に親戚や関係者を
お呼びせず、装いも簡略化した
現代では、喪の和装は時代遅れかも?
そこは、素直に認めて楽しい
場面やフォーマルなお場所で
の和装のご提案をお勧めして
行きますね。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。