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呉服この道45周年記念で夢の様な「染の一富司」さんの品物をご紹介出来ます。その3。

ご紹介 2023年3月11日

Vol.2220

 

 

 

本日は、「呉服この道45周年記念で

夢の様な「染の一富司」さんの

品物をご紹介出来ます。その3。です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

12年前の今日3月11日14時46分

頃、東日本大震災が発生、多く

の方々が地震や津波で被害を

受けられました。

 

 

 

また、福島第一原子力発電所事故

に拠る災害で、避難をされている

方々にもお悔み申し上げます。

 

 

そして一昨年の今日は、母が

天国に召された日で本日は、

午後より家族のみで3回忌を

営む山脇寿人です。

 

 

 

そんな今日のブログは、昨日

の続き、今月21日(火)より

23日(木)に当店で開催する

「染の一富司」展で出品する

品物の一部をご紹介いたします。

 

 

 

 

まずは、白地にザクロ柄の加工

着尺、遠目でも柄の緻密さが

伝わり入念な友禅が施してあります。

 

 

 

 

接写すれば、この通り実の

一粒一粒にぼかしを入れて

バックに陰影をし、葉も3色

で表現しています。

 

 

 

 

この様な細密な仕事が遠目に

なった時、柄を浮き上がらせ

全体に奥行きを感じさせます。

 

 

初秋から初冬にかけてお召し

いただけましすし、なんなら

秋単衣なら贅沢な着物となります。

 

 

 

 

 

こちらは、焦げ茶地に葵文様を

大胆に染めた上げた名古屋帯。

 

 

 

 

一見、何気なく染められている

ように見えますが、拡大すれば

葉が摺疋田(すりひった)と

言う技法です。

 

 

 

疋田とは、この様にひと粒づつ

規則正しく絞ってゆく技法で

大変根気のいる作業。

 

 

 

それを摺り染、模様を彫った型紙

を置き、刷毛に色料を含ませて

模様を摺りこみ染めるのです。

 

 

 

元々は、花や木の葉などを布の

上に置き、上から石や槌で打ち、

その色を布に染める方法でした。

 

 

 

 

葵の葉が、隅々まで綺麗に

均一に染められいて、地色

との濃淡でシャープさを感じます。

 

 

 

紬生地を使用しているので

おしゃれ着でも、お茶会の

お客様や歌舞伎鑑賞などに

如何でしょうか?

 

 

 

明日は、私が驚愕した品物

をご紹介いたしますので、

ご期待くださいませ(笑)

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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