値上げの波が和装業界にも?
ブログ 2023年3月13日
画像は、お借りしました。
Vol.2222
本日は、「値上げの波が和装業界にも?」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
サムライジャパンが1次リーグを
1位で通過して、16日のイタリア戦が
楽しみな山脇寿人です。
昨今は、電気やガス、はたまた
食品の値上げが半端なく断続的
に行われいます😢
食品などは、あればいい方で、
卵やサバの缶詰など、欠品に
なっている物もある様です。
そして、我々和装業界もこの
値上げの波に飲み込まれて、
絹糸が値上がりしています。
元々、和服は正絹の製品が
多く、以前は中国からの輸入
でしたが、現在はブラジル
からの輸入に頼っています。
絹糸の生産調整や円安、生糸需要
が復活などなど、色々な要因で
値上がりをしているのが現状。
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最も値上がりが激しい製品が
長襦袢や八掛、胴裏などの
裏地関係が顕著です。
と言うのも表地は、染織など
付加価値が大きいので、白生地
の値上がり分などは、余り影響
を受けません。
ですが、裏地関係は付加価値が
低い分もろに値上がり分の影響
を受けてしまいます。
ですので、八掛などは一昨年や
昨年より2∼3度、尋常でない程
値上がりの通知を受けています。
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で、ここに来て福助の足袋や
衿秀さんの冬・夏用「き樂っく」が
4月より値上げの告知がありました。
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足袋は、2∼300円ほど、き樂っく
は2,000円ほどの値上がりとなります。
ま、他にも今後、値上がりが
あるかも知れませんが、今の
所は、これくらいです。
もし、足袋や「き樂っく」のご購入
をお考えのお方様は、3月中の
お買上げをお勧めします。
あっ、夏用「き樂っく」は、今
ご注文いただいても2∼3か月後の
お納めとなりますので、ご了承
お願いいたします。
こんなに厳しい和装業界で
値上げとなると、より厳しく
なることが予想されます。
が、そこは知恵を絞って
お客様に喜んでいただき
貢献したいと改めて思うのです。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。