ご主人の3回忌追善お茶会用の着物を承りました。
ご紹介 2023年3月26日
Vol.2235
本日は、「ご主人の3回忌追善お茶会用の
着物を承りました。」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日から24節季の次候、72候では
桜始開(さくらはじめてひらく)
桜の花が咲き始める時季。
昨日・今日と雨模様で肌寒く
桜の花見も少し長く楽しめる
かも知れませんね(笑)
で、昨日お邪魔したお客様宅の
奥様は、今年11月のお誕生日で
「喜寿」迎えられます。
数年前に胃ガンの手術をされ
今は、心臓と膵臓に持病を抱え
定期的に検診を受けられています。
一昨年、ご主人を亡くされ
未だに心にポカリと穴が開いて
ふさがっていない、との事。
ま、外見からは心身ともに
お元気の様にお見受けして
いますが、内面は違うようです。
そして、今年3回忌を済ませた
後、11月に追善のお茶会を計画
されています。
画像は、お借りしました。
そう、茶道歴は50年以上の
ベテランでご自宅に立派な
お茶室もお持ちです。
そこで、その追善のお茶会用に
ご提案した着物が、「染の一富司」
さんの共八掛付き付下げ着尺。
淡い大人ピンク地に最高級の
京友禅で格天井の柄を雲取り
した大変、気品のある着物。
銀箔と金駒刺繍は、最小限
の使用に留め、友禅の力を
最前面に押し出しています。
友禅主体の仕上がりですので
追善の席に相応しい落ち着き
があり、凛とした装いとなります。
この付下げ着尺、共八掛付き
ですので仕立て上げれば訪問着
クラスの格式に。
そこに地色より少し濃い色糸
で刺繍の一つ紋を入れる事で
より格調高くなります。
着物も帯も着つくせない程
お持ちですが、最愛のご主人様の
3回忌、追善お茶会は、新しい
着物で臨まれる心意気。
きっと、ご自分の気持ちにも
一区切りつけるためなのでは
ないでしょうか?
そんな、お手伝いが出来る
事を有難く、感謝の気持ちで
仕事を全うします。
着物の出来上がりを楽しみに
お待ちくださいませ。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。