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ブログ

和服は、シーンや役割、季節でお召しになる着物が変わる理由とは?

ご紹介 2023年4月14日

Vol.2254

 

 

 

本日は、「和服は、シーンや役割、季節

お召しになる着物が変わる理由とは?」です。

 

 

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

昨日は、今秋にご主人の追善茶会

を計画されているお客様に、その時

着用される訪問着をお届けに。

 

 

 

 

丸巻きの反物で見ていた時より

もお仕立て上った方が数段、

重厚で素晴らしい着物となりました。

 

 

 

この事を、林真理子さんは、

ご著書で「仕立てられた着物は、

反物で見た時よりはるかに量感

と艶を持っているようだ。」と。

 

 

 

そう、和服はお仕立て前に見て

いる以上にお仕立て後は、より

よく見えるものです。

 

 

 

また、平面にして見ている

よりも立ててみた方がよく

見えるのも事実。

 

 

 

そして、それをお召しになれば

貴女を最高に引き立て、主役に

押し上げてくれるのです。

 

 

 

そんな着物を納めさた後は、

ご注文のお嫁さんの着物を

見ていただきました。

 

 

 

 

持参したのは、8点の訪問着

と訪問着クラスの付下げと

2点の長襦袢地。

 

 

 

私の心中でお勧めする着物は2点

黒地に貝桶の柄の本格的京友禅と

明るいクリーム色地の加賀友禅。

 

 

 

 

 

そう、決めてお持ちしたのです

が、果たしてお客様が、何と仰るか?

 

 

 

 

1点づつ、広げてお見せすれば

案の定、私の思いとお客様の

思いが一致。

 

 

 

が、今回はお召しになるご本人

の意向も確認せねばと、急遽

ご自宅にお呼びになられました。

 

 

 

そして、黒地とクリーム色地、

両方をお顔に当て、比べてみると

どちらも、お似合いで甲乙、付け難い。

 

 

 

ここで、お召しになるシーンを

考慮に入れると、追善茶会に

明るい地色より黒地の方が

相応しい、と。

 

 

 

そして、本格的な京友禅は

どなたが、ご覧になられても

良い着物をお召し!と、なります。

 

 

お召しのシーンにもよく合い、

お客様にも好印象を持って

いただける黒地に決まりました。

 

 

 

そして、明るい印象の加賀友禅

訪問着は、初釜や新春のお茶会に

相応しいとなり、そちらも。

 

 

 

この様に、お召しになられる

シーンや役割、季節などで、

着物を変える事をお勧めします。

 

 

そんな、ご相談も承ります。

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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