阿川佐和子さんがお母様より譲られた70年前の大島紬も「現役」です!
ご紹介 2023年5月14日
画像は、お借りしました。
Vol.2284
本日は、「阿川佐和子さんがお母様より
譲られた70年前の大島紬も「現役」です!」です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
家庭画報社・特選の「きものサロン」誌
2023年・春夏号から新連載になった
項があります。
それは、阿川佐和子さんの
「きものチンプンカンプン」。
画像は、お借りしました。
阿川さんは、現在満69歳で執筆活動
やキャスター、MCなどなどマルチな
才能を発揮されて活動されています。
そんな阿川さんの新連載、第1回
目は、「母譲りのきもの」。
記事には、昨春、形見分けとなった
お母様のきものと積極的に向き合って
いくことを決意した阿川さん。
はじめの一歩を踏み出して
分かったことは、コーディネート
や着付けのあれこれから、襦袢
の半衿、文様の季節に至るまで
きものはルールが多すぎて
「チンプンカンプン」なことばかり・・・。
ま、以前ほどルールを重んじる
ことは、無くなりましたが、
それでもある事は、事実です。
そして、見開きのページには
「私と同じ年の大島紬だって
この通り現役よ!」の文字と
共に澄まして、腰かけた阿川さん。
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お母様が阿川さんの生まれた
年に誂えた大島紬、そう70年
ほど前のきもの。
それにしては、ハリがあり
とても70年も経過している
とは、思えない泥大島紬。
そして、この大島紬で目を
見張るのは、その断ち合わせ
の素晴らしい事。
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左衿と左胸に大まえた花丸文
を重ねて、右衿には小さい花丸
と右胸には、網代模様を主に
配していること。
これで、帯の上の顔映りが
ゴチャつかず、スッキリと
しています。
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そして、衽と上前の大まえた
花丸文を絶妙な位置に配して
いるので、きっと立ち姿も
キレイに見えることでしょう。
「織のきものに染めの帯」の
きもののベーシックコーデで
水浅葱色の染帯を締めておられます。
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辻が花染でしょうか?縮緬地に
絞りで花と小鳥を表し、繊細な
カチンのタッチが素晴らしい。
泥大島とおそらく新しい帯の
カチンとのハーモニーがセンス
良いひと揃えなりました。
この様に70年前のきものでも
「現役」でお召いただけます。
譲られた着物で、お困りでしたら
当店が、ご相談承ります。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。