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ブログ

着物着用時に「触らせて」とお願いされたら触らせてあげてくださいね。

ブログ 2023年6月2日

Vol.2302

   

 

本日は、「着物着用時に「触らせて」と

お願いされたら触らせてあげてくださいね。」です。

   

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

   

 

ご訪問ありがとうございます。   

 

 

 

先日、着付け教室の生徒さん

が、別件でご来店いただき

ましたが、和服好きなので

着物談議に花が咲きました。

 

 

 

曰く、着物姿でランチに行く

だけで、わざわざ着物を着て、

ご来店いただいた!となり。

 

 

 

特別扱いされ、ちょっとした

サービスも有ったり、無かったり

中々、良い対応をされるそうです。

 

 

 

こちらは、好きで着てるだけで

わざわざなんて、ちぃっとも

思ってないんけど、なんて(笑)

 

 

 

そして、興味を持った方から

着物を触らして、なんて事も

あるようです。

 

 

 

服装全般ですが、生地風って

とても大事だと思います。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

例えば、文化財の本場結城紬

なんて、反物の時は、糊付け

されてゴワゴワ、硬いのです。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

これ仕方ない事で本場結城紬

は、真綿より糸を引いてから

糸を括り染色して地機(じばた)

織り上げます。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

この地機に、経糸を掛ける前に

小麦粉で糸に糊付けしないと

そもそも機に糸を通すのも大変!

まして、織る事が出来ません。

 

 

また、糊付けすることで機織の

さいに糸を切れにくくする

効果もあります。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

が、お仕立てをする前に本場

で地入れ(糊を落とす作業)を

すれば、元々は真綿なのでフワ

フワでしなやかな生地風となります。

 

 

そして、最初はお単衣で仕立て

寝巻き代わりに、お召しになり

洗い張りをします。

 

 

そうすると、またまた生地風が

良くなり、身体に馴染んで着易く

なって行きます。

 

 

 

洗い張りを3回くらいした頃が

本当の文化財・本場結城紬の

風合いになると言われています。

 

 

画像は、お借りしました。

 

そんな着物に触れたら、きっと

そのフワフワの風合いに驚かれ

より興味をもっていただけるかも?

 

 

 

なので、着物着用時に「触らせて」

とお願いされたら、ぜひ、快く

触らせてあげてください。

 

 

それで、和服ファンが増える事を

願っています。

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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