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呉服のいちこし

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お出掛けのお場所やお立場で変わる和装の格式のご相談承ります。

ご紹介 2023年6月24日

Vol.2324

   

本日は、『お出掛けのお場所やお立場で

変わる和装の格式のご相談承ります。です。

   

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。

   

 

ご訪問ありがとうございます。  

 

 

昨日ご来店いただいたお客様

のお一人が、先日後期高齢者に

なられた茶道の先生でした。

 

 

 

で、以前お求めいただいた

無地の着物の地紋が、お釜を

掛けられたお茶会の主旨に

ピッタリだった事を非常に

喜ばれておられました。

 

 

 

そういう細かい所にもご自分

のこだわりがある先生で、当店

としても嬉しい限りです。

 

 

 

その、先生がお茶席に締める

事の出来る帯が、見たいとの

ご要望でした。

 

 

 

色々、お見せしましたが茶道

の先生が締める様な古典柄で

ない方が良い、と。

 

 

 

 

それならとお出ししたのが

こちらの塩瀬の生地に金箔

銀箔で変わり武田菱を置き

中央に手刺繍を施した名古屋帯。

 

 

ひとりで染め出しをしている

小さな、小さな問屋さんの品物

で非常に都会的なセンスを感じます。

 

 

 

 

金、銀箔だけでは、インパクト

に欠けるので、ローズ系の色で

手刺繍を入れています。

 

 

 

 

また、お腹の柄は、お太鼓の

柄を小振りにした模様ですが

刺繍はなくし、帯〆が引き

立つように配慮されています。

 

 

先生も気に入られましたが

無地の着物にお茶席で締めて

も大丈夫か?をご心配。

 

 

後期高齢者になられ、茶道も

お釜を掛けられるほどの先生

でも、その帯がどのようなお場所

まで締められるのか?を迷われる。

 

 

 

うん、これは私たち呉服屋

でなければ分からない格式

の事かなー、と。

 

 

 

昨日も、2本の唐織の袋帯が

あり、どちらが格式が上なのか?

また同等なのか?という話が。

 

 

で、勿論私見ですが、どちらも

無地の着物から訪問着まで

締めていただけます。

 

 

 

 

が、菊の柄の方が格式高く

感じ、こちらなら留袖まで

締めていただけます。

 

 

 

 

一方の唐花の唐織も留袖に

締めて、いけない事はありません

が、どちらかと言えば菊柄の

方がふさわしいと。

 

 

微妙な感覚ですが、確実に

ある格式の差なのです。

 

 

この様なお出掛けのお場所や

お立場で相応しい和装に不安

のあるお方様は、ご相談承ります。

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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