今日より72候では「蓮始開」和装のお困り事のご相談、承ります。
きもの110番 2023年7月12日
画像は、お借りしました。
Vol.2342
本日は、『今日より72候では「蓮始開」
和装のお困り事のご相談、承ります。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日7月12日より24節季「小暑」
の次候、72候では「蓮始開」
(はすはじめてひらく)。
蓮の花が咲き始める時季、と。
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お寺の本堂などで、蓮の花の
絵や、蓮の花をモチーフに
した飾りなどを見かけます。
蓮が仏教では極楽の花とされて
きたことで、寺院と蓮は切っても
着れない間がらです。
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和装で、蓮の柄を描く時は
一般的に「不祝儀」ものが
ほとんどです。
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葬儀用の黒共の帯や法事用
のグレー地にグレーや黒色
で蓮を織り出したり描いたり。
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他に「不祝儀」用でよく使われる
柄は、「遠山」「蜀江」「色紙」
や「華紋」特殊な「般若心経」などなど。
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また、夏帯に使われる事の多い
「秋草」「流水」「観世流水」
などもあります。
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ま、「不祝儀」ですので縁起の
良い「宝ずくし」「鳳凰」「桜紋」
や「亀甲」などは、使いません。
また、今でこそ葬儀の着物は
黒色無地の五つ紋付に黒共の
帯をお召しになります。
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が、この黒色無地の五つ紋付
の着物に祝儀用の帯を締めれば
格式のある装いでした。
いつの間にか、黒色無地の
五つ紋付着物は「不祝儀」専用
の着物と言う事が定着しました。
これ時代の流れで仕方ない
事と思います。時代によって
新しい常識みたいなものが
構築されていきます。
でないと、色留袖は一般人は
装えませんでしたし、5月の
暑い日に袷の着物となってしまいます。
その時、その時に応じて臨機
応変に、でも礼を失しない
装いを心掛ければ良いでしょう。
でも、それが分からないなど
のご相談、承ります。
まずは、電話0564‐22‐3259
メールkimono@ichikoshi.com
までご連絡、お待ちしています。
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。