和装で自撮り、左右が逆となり実際に左前に装う事があるようです。 | 着物・貸衣装・レンタルなら岡崎の「いちこし」へ。

呉服のいちこし

0564-22-3259

ブログ

和装で自撮り、左右が逆となり実際に左前に装う事があるようです。

ブログ 2023年7月15日

Vol.2345

   

 

本日は、和装の自撮り、左右が逆となり

実際に左前に装う事があるようです。です。

   

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。  

 

ご訪問ありがとうございます。

 

 

 

今日7月15日は、「お盆,盂蘭盆会」

(うらえぼん)、祖先の霊を供養

する行事。

 

 

 

 

胡瓜や茄子で牛や馬の形を作り

お供えする。月遅れの8月15日や

旧暦7月15日に行う地方もあるようです。

 

 

 

が、8月の夏休みに「お盆」を

されるご家庭が多い様ですが

うちでは、祖母の頃から7月です。

 

 

 

と言うのも、子供が10人の祖母は

8月にお盆をすると子供家族が集まる

夏休みとお盆が重なっててんてこ舞い。

 

 

そこで、お盆は7月に済ませ

8月は、子供家族とゆっくり

過していたのです。

 

 

 

それが、習慣となりうちでは

未だに続いています。

 

 

 

 

和装にも習慣は、ありその最

たるものが、衿合わせの右前かと。

 

 

 

最近、ゆかたの着付けを動画

で習ったり、SNSで練習する

若い人が増えているそうです。

 

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

SNSの自撮りなどでは、左右が

反転して、左前の着付けを見る

事があります。

 

 

 

これを、和装に縁の薄い若い

方がご覧になって、左前に装う

事に違和感がなくなっている様です。

 

 

 

そもそも、着物を右前で装う習慣は

古代中国からで、中国北方の騎馬民族

が馬で弓を射るために左前の装束を

着ていて、左前は野蛮であると

されていたからです。

 

 

 

日本では、719年(養老3年)に

元正天皇によって発令された

「衣服令」から、きものの衿合せ

は右前に統一されます。

 

 

この「衣服令」を境として、着物

は右前に着ることが習慣となり今

に至っているのです。

 

 

画像は、お借りしました。

 

 

また、左前は仏式の死装束で

ある「経帷子」(きょうかたびら)

の衿合せで、生前とは逆の衿合せ

をして死後の世界へ送り出しので

左前は忌まれ縁起が悪いとされます。

 

 

 

ま、和服をお召しになるお方

が減ってきた現在では、左前

の着装を指摘するのではなく。

 

 

 

丁寧に何度でも伝えていく事も

大事なのでは、ないでしょうか?

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

記事一覧に戻る

先頭へ

Copyright (C) ICHIKOSHI All Rights Reserved.