今日から72候では「鷹乃学習」和装業界の真摯な職人さんに感謝です！
ブログ 2023年7月18日
Vol.2348
本日は、『今日から72候では「鷹乃学習」
和装業界の真摯な職人さんに感謝です！』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今朝は、早くから気温が上昇
午前8時過ぎには、もう31度を
超えていました。「ふ~、暑っ」！
そして、今日から24節季「小暑」
の末候72候では、「鷹乃学習」
（たかすなわちわざをなす）です。
画像は、お借りしました。
5月から6月にかけて孵化した
鷹の雛が、この季節に飛び方
を覚え、狩りを学び、独り立ち
に備えた巣立ちの準備を始める
ころという意味なのだそうです。
つまり、「自立」に向けて
旅立ちの準備期間と言う事。
ま、何事も良い準備が良い
結果をもたらしますよね。
和服のメーカーさんも準備に
怠りなく品物を創られています。
と言うのも、和服の重い京友禅
の場合などは、概ね半年ほど掛
けて品物が仕上がってきます。
ですので、半年先を見据えて
染出しなどを行わないと
実需期に品物が間に合わない
なんて事もあるのです。
また、型染での染め上がりは
友禅ほど掛かりませんが、今
の時期に仕事をこなさなければ
こちらも実需期に品物が足りない
なんて事になってしまいます。
画像は、お借りしました。
そして本場大島紬などは、構想
から数えれば約1年がかりで反物
が織り上がります。
ですので、本場大島紬や本場
結城紬などは、古典的な柄行
が多いのです。
画像は、お借りしました。
流行りの柄を創っても、織り
上がりが1年後なので、その時
には、流行りが廃れている事も。
そんなリスクを冒す事は、
出来ません。
ま、今までに京友禅も型染も
そして織の現場も色々と見学
させていただきました。
どこの現場の職人さんも真面目
にコツコツ、良い品物を創る事
に真摯な態度で作業をされてい
たのです。
それから、品物が販売された
後の悉皆屋さんや後加工屋さん、
お仕立て屋さんなども同様です。
そんな真摯な仕事をされている
職人さん達のお陰で我々、
小売屋は、商売が出来ます。
感謝しか、ありませんね<m(__)m>
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
