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2023年秋号の「美しいキモノ」誌の「私の好きなきもの」項で驚いた事とは?

ご紹介 2023年8月20日

画像は、お借りしました。

 

 

Vol.2380

 

 

本日は、『2023年秋号の「美しいキモノ」誌

の「私の好きなきもの」項で驚いた事とは?』です。

   

 

愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」

和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを

全力サポートいたします。  

 

ご訪問ありがとうございます。  

 

 

 

今日は、昨日の続きで、(株)

ハースト婦人画報社の季刊誌

「美しいキモノ」から、私が

驚いた事を。

 

 

「美しいキモノ」誌、創刊70周年

の節目を記念し、染織やきもの

文化にお詳しい方々の愛する

きもの談義を届ける企画。

 

 

 

「私の好きなきもの」第3回は

作家の村上由佳さんの「加賀友禅」。

 

 

千早茜さんの画像は、お借りしました。

 

 

作家仲間の「千早茜」さんが

渡辺淳一文学賞を受け、また

今春、直木賞に輝いた授賞式。

 

 

滅多に装わない千早さんの

着物姿が、恐ろしく似合って

いて筆者は、思わず息を呑んだ、

そうです。

 

 

 

授賞式での千早さん自身が

内側から輝いていた事に加え

「美しさ」と「たおやかな凄み」

は、着物の持つ威力だったと思う、と。

 

 

 

その着物は、千早さんの義弟で

加賀友禅の伝統工芸士である

吉本大輔さんの作品だったのです。

 

 

ここからは、本文を引用

刺繍も金もほとんど用いない

武家好みともいわれる加賀友禅

の渋みはあくまでも正統派ながら

吉本さんの柄付けの凄さは身に

まとった時のわかる。

 

 

 

繊細かつ大胆に描かれた植物

の曲線が、見事なまでに着る人

の身体に寄り添ってきて、官能的

と言ってもいい。

以上。

 

 

 

そんな文章を読んで、いたく

興味をそそられた私は、早速

その着物姿をググりました。

 

 

で、出てきた画像がこちら。

渡辺賞の時の紫地に鉄線。画像は、お借りしました。

 

 

 

直木賞の時は、「東風吹かば」と題された梅の枝、文様。

画像は、お借りしました。

 

 

この2点の作品を見て私が驚いた

のは、加賀友禅の概念からの

良い意味での逸脱。

 

 

 

 

 

私たちが、取り扱ったいた頃の

加賀友禅は、花鳥風月を穏やか

に描いたり、風景を静かに表したり。

 

 

ま、当店の好みもそんな風で

したので、この様な作品にしか

が向かなったかもしれません。

 

 

 

そして、筆者が喝破した様に

お召しになられた時に柄の

出方が素晴らしい。

 

 

今後は、この様な作品にも

目を向けて行かなければ、と

思わされたり驚いた項でした。

 

 

 

本日もお読みいただき

誠にありがとうございました。

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