今日9月4日は、「くしの日」和装の職人技を途絶えさせないために京都出張です。
ブログ 2023年9月4日
Vol.2395
本日は、『今日9月4日は、「くしの日」
和装の職人技を途絶えさせないために
京都出張です。』です。
愛知県岡崎市の「呉服のいちこし」
和装を選ぶ楽しさと、纏う喜びを
全力サポートいたします。
ご訪問ありがとうございます。
今日9月4日は、「くしの日」
勿論、「く(9)し(4)」の
語呂合せです。
「くし」と言っても「櫛」と
「串」があり、皆さんは、どちら
を思い浮かべるでしょうか?
で、先日お客様の息子さんと
世間話をしていた時のこと。
その息子さんは、超グルメで
アスパラガスを食べる為に
北海道に出掛けられたりします。
そして、天然アユのお話になり
その店で串を打つ職人は、親子
のみで従業員さんには、打たせない、と。
それは、何故か?串を打つ場所
が決まっていて、そこに打つと
焼ける間にアユの口から苦みが
流れ出て、より上手い塩焼きに
なるのだそう。
まさに職人技で、確かに美味しい
アユの塩焼きだった、そうです。
一流の職人の技は、一子相伝で
実の子にしか教えないとのこと。
染織の技術も以前は、そんな
徒弟制度で、見て覚えるとか
盗んで覚える、なんて。
でも、最近では、そんな事をして
いたら、技術の伝承が出来なく
なり、途絶えてしまいます。
それでなくても、後継者難で
高齢を理由に廃業をされる
職人さんがおられます。
技術と言うものは、一度途絶える
と再興は、継承よりも何倍も難しく
なると言います。
そして、そんな現場が和装業界
には、沢山あるのです。
それを阻止するためには、我々
小売業者が、その技術の粋で
創られた製品を消費者にお求め
いただく事。
そして、この9月月初は、そんな
職人さんたちが、丹精込めて
創り上げた品物が、一斉に発表
となります。
そんな職人さん達の力を込めた
新作を1点、1点心して吟味する為
に今日は、これから京都出張です。
それでは、行ってきまーす(笑)
本日もお読みいただき
誠にありがとうございました。
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